2001年11月09日(金) |
人のテリトリーに足を踏み入れる時 |
異文化に触れる勇気がない。
今の居場所が居心地がいいのか、 異文化が恐いのか。 私の世界、私がいる場所、 それは酷く優しく私を包んでいる。 ぬるま湯。
異文化には刺激がいっぱい。 その異文化の中には、 また誰かの居場所があり、 外敵から身を守るように出来ている。
私がその異文化に入るためには、 まず自分の世界を少し開かなくてはいけない。 そこから出て行かなくてはならない。 世界をまとった私ではなく、 一個の私として。 何の守りもなく異文化へ触れると、 すなわち私は外敵。
そう、とりあえず否定される。 追い払われる。 弾き出されてしまう。
私はそれが恐い。 勇気を出して自分の世界から出ても、 受け入れてもらえない事が恐い。
きっとそれでも居続ければ、 その異文化の中でも認められて、 そこに私の居場所が出来る。 そこが私の居場所になり、 そして私を中心とした私の居場所が大きくなる。
分かっているんだけど、 勇気は出ないよ。 人の世界に土足でなんて上がり込めない。 見てるだけじゃなくて… 人に頼っていてはいけないんだろう。
でも酷く遠い世界の人のようです。
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