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猛毒。
リョウ
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2001年11月20日(火)
楽しい。だけど楽しくなんかない。

昨日。
ゆうことトミタが、
来年も委員会のメンバーになることが決定した。


うちの委員会は一回生が一番多くて、「局員」っていう。
二回生は「補佐」っていうんだけど、
「補佐」に上がるのはけっこー競争率激しくて、
上司に媚びるタイプでもないあたしは、
多分補佐には上がれないのであった。
(上司が誰を上げるか決めるからね)


この前面接があって、
あたしは事務局、ゆうこが広報局、トミタが資材局なので、
所属してる局がちがうゆうことトミタは、
昨日結果が出た。


合格の。


あたしは、
「よかったなぁ」
って、
思ったんだけど。


ココロが暗くなっていくのを、
どうしてもとめられなかった。


あたしは多分残れない。
それだけはわかってる。
あたしの局は激戦区で、
上がれない奴が多い。


置いていかれる。
来年も仲良くやっていくヤツらに、
置いていかれる。
それが悲しくてむなしくて、
自分の中でどうしようもなくて、
あたしはテンションあがらずにだらだらで、
昨日一日を過ごした。


帰りのバスの中でトミタに、
友達に送るはずのメールを間違えて送った。
たいした内容じゃなかったけど。


そっからメールで話してて、


トミタ『オウ!! 一足先に補佐ッたで!!』

あたし『おおおお!! おめでと〜来年もがんばってな!!
    ユウコ頼んだで〜』

トミタ『おうユウコ親衛隊長補佐のおれにまかしとけ。
    っていうかあがろ〜ぜ!みんな一緒に!』

あたし『てか、隊長はダレなんすか?
    いやもう…無理っすブルーっすやけ酒っすバカン』

トミタ『どうしたん?
    やけ酒飲みにいくか?』

あたし『おうほんま行くか?
    よし今日で。ちきしょー今日で!!』

トミタ『1人?WITHユウコ?』

あたし『ユウコ込みで』

トミタ『お〜け〜です!!』

ってことで。
飲み会決定。


何度かいったことがある飲み屋で会合。
その後オールカラオキへっ☆

 
トミタは疲れてたのもあってかいつもよりだるそうで、
酔っちゃって、
あたしも酔ってたけど回復早いからしっかりしないとと思って、
しっかりしてた。


あたしは、
トミタのことが気になってる。
やっぱりまだ気になってる。


移動中の電車の中で、
寝ちゃいそうになってるトミタがこっちよっかかってきてて、
あたしも寝ちゃってて、
気がついたらトミタの肩でガーガー寝てて、
ゆうこと三人で並んで座ってるのに、
うちらだけ寄り添ってるみたいになってて、
ゆうこの視線が怖かった。


カラオケは途中からじょーしんさん(先輩)も参加して、
久しぶりに会うじょーしんさんにこっちもテンション上がって、
朝まで歌って、


5時ごろカラオケを出てから24時間の喫茶店でコーヒーとか飲んでて、
トミタ就寝。
あたしら三人はこの前もやったけど心理テストとかやってて、


『一度に好きになれるヒトの数は?』(ユウコ出題中)
じょーしんさんが1人。
あたしが3人。

『どーでもいいヒトに「付き合ってくれ」っていわれた場合どーする?』
じょーしんさんが「きっぱり断る」で、
あたしが「とりあえず付き合う」
…って。


あたし、完璧ヤカラやし!!
恋愛観最悪☆
イェィッ☆
トミタ寝ててヨカッタ☆


で、そんなこんなで。
朝9時ごろ、解散…。
って、
なんか3日くらい前もやった気がしたけど…(笑)


なんていうか。
会えて楽しかったし、
嬉しかったし、
だけど二人して補佐に上がったことを嫉妬してて、
不安で、
だからすごいブルーで、テンション下がって、
イライラした。
悲しくて泣きたくなってた。
みんなであがろーぜって言ってくれてるトミタを嬉しいと思って、
でも複雑で、
怖くて、
やばい。


…ちきしょ、やばい…。