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早朝、出版社に集合し、福井の温泉地に行き、東尋坊と2軒の温泉旅館で 取材して、日帰りで帰ってくる、という取材に行きました。 カメラマン、私オンリーです。 他、編集さん2人、ライターさん1人。 計4人、全員女性というメンバーでした。 朝、9時半だと言うのに死ぬほど暑い東尋坊へ行き、その後2軒の温泉旅館へ。 服着たまま風呂場へ行き、汗ダラダラで写真を撮る、と言うことを数回繰り返し、 夜景の外観まで撮って、本当に疲労困憊で終了。 本来なら、↑の内容を中心に書くハズなんですが、今日の本題は帰路に起こった。 福井を出発したのは、夜7時半。 地元まで約2時間強。 このままだと、地元の出版社に着くのは10時辺りでしょう。 おまけに私はスタジオに1度戻ることを考えていたので、10時に着いたとしても スタジオまで30分、家までも30分。 スタジオでの作業も考えていたので、帰宅時刻は恐らく日付超えるだろうなー、 なんて考えながら車に乗ってました。 ちなみに後部座席に座ってました。 運転は編集さんの1人。 ちょっといつも運転が荒くて、今日もやっぱり荒かったのです。 ワタクシ割といつも彼女にやんわりと運転について注意していて、 行きの車でも少し注意してたのでもう帰りにまで言われると彼女も嫌だろうなぁ、 と思い、私も疲れていたので何も言わず、早々にシートベルト締めて、 うとうとと眠って行こう、としていたのです。 しかし、出発から30分もしないうちに、ものすごいスピード感と、悲鳴と、 甲高いブレーキ音と、衝撃と共に、車は止まったのです。 ハイ、事故〜。アーヒャヒャヒャ(゚∀゚)ノ エムエークス!! 街灯のない真っ暗な田んぼ脇の道路で、緩やかなカーブを猛スピードで まっすぐ行こうとし、縁石に接触したのでした。 幸い誰も目に見えた怪我もなかったのでひと安心してからは、電話の嵐でした。 編集さん(運転手)は警察とレンタカー会社に電話、もう1人の編集さんは 出版社に電話、私はスタジオの先生に電話。 編集さんに、「今日は帰れないかもしれないって電話した方がいい」と言われ 電話したんですが、その時私はその言葉の本当の意味に気付いていなかったのです…。 車のトランクに入れてあった機材を全部車から出したりして警察が来るのを待ち、 警察車両が来て現場検証、レンタカー会社のロードサービスが来て修理不能と判断。 更に、こちらへ回せるレンタカーもない、迎えも来ないことが判明。 この時点で夜の9時半。 地元へ帰る終電、10時49分。 警察や病院へ行っていたら、どう足掻いても1時間では終わらない。 この辺りで、今日は本当に帰れないということが現実味を帯びてくるのです。 ( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー! 明日の取材(私は留守番の予定だったが同乗の編集さんが行く予定だった)も キャンセル。 警察で少し事情を聞かれた後、私と後部座席に乗っていた編集さんの2人は 何だかむち打ちっぽくて、交通課の人に連れられ病院へ。 あとの2人(運転してた編集さんとライターさん)は警察に残る。 病院では、私はシートベルトで胸が圧迫され胸骨の軽い捻挫+ドアに 膝を打ち付けたことによる打ち身と診断。 一方、編集さんは首が痛いとお医者さんに告げたら、 「俗に言うむち打ちだね」 と診断。 2人とも、湿布を貼るだけで大丈夫だろうということで大事には至りませんでした。 よかったよかった。 診察後は、警察の人と顔見知りだったというロードサービスのお兄ちゃん (昔世話になったそうな。何をしたんだい、お兄ちゃん…) が、親切にも車で1時間弱かかる福井市中心のビジネスホテルまで送って くれました。 深夜、日付も変わろうかと言う時間に、嫌な顔ひとつせず、気さくにお喋り しながら送ってくれましたよ。 すんげぇイイ人だった。( ;∀;) カンドーシタ その車中で、東尋坊繋がりでちょっと怖いスポットの話題になったんですが、 福井にはトンネルが3つくらい連なってる場所があって、何個めだかのトンネルを 時速100kmで運転すると、後ろから白い着物着た「100キロババァ」と言う おばあさんが追っかけてくるそうです。 こ、こえぇ…。 まぁ、それ自体は眉唾物のお話だそうで、実際ロードサービスのお兄ちゃんも 100キロで走り抜けてみたらしいんですが、100キロババァは現れなかったそうです。(´-ω-`) そんな楽しいお話もありつつ、漸く宿泊先のビジネスホテルに着き、荷物を置いて コンビニに行って、人心地ついたのは深夜1時を回ってました。 TVを付けたら岩手地震のニュースがやってました。 この地震を目に耳にするたび、きっとこの夜のことを思い出すでしょうねぇ。 その後、シャワーを浴び、耐えきれず下着も洗い、夕飯も食べてどうにか 眠りについたのは午前2時半過ぎでした。 長い1日だった…。 ※まっすぐババァの説明は明日の日記で→
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