本日乃秋津。

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2008年05月25日(日)［秋津、回顧（かえりみ）る。］

昨日、ふとGoogle Earthをいじっていて、CAにいた頃住んでいた
アパートメントの辺りを最大限にまで拡大してみた。

１番居心地のよかったHarbor Villageがあった。

いつも通ってたHarbor Blvd。
Baker St。
Adams Ave。

Costa Mesa。
Newport Beach。

３年通ったCollege。

朝起きた時から抜けるように青い空。
焦げるような陽射し。

夕暮れの涼しい風。
惜しみなく赤い夕焼け。

日が暮れる時の匂い。
夜中に聞くスプリンクラーの音。

空は青くても、不安でたまらなかった頃があった。
溶けるほど泣いて見上げた夜空には、月があった。

自分だけでしか乗り越えられない壁があると、いつしか知った。
どん底の時でも、集う仲間がいた。

きっと、馴れ合いでなく。

きっとあの頃、私たちは、ある種の家族だった。

多分私は、あの頃に少しだけ、大人になった。

本当は、CAにいた頃のことを、あまり思い出さないようにしている。
振り返るのは、らしくないと思ってるから。
でも、忘れられるわけはない。

あの頃の留学経験のすべてを、留学費用と引き替えに忘れろと言われたら、
私はNoと答えるだろう。
いいことばかりがあった留学ではなかったけど、やっぱりあれは、間違いなく
私の人生における宝物だった。

さて、また今日から、前だけを向いて行こう。
前だけ向いて、いつかまたあの場所に行けたら、その時こそ最高の一瞬だろう。

「ふり返るな。
後ろに夢はない。」

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