本日乃秋津。

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2007年11月11日(日)［秋津、最後通牒する］

THE BOURNE ULTIMATUMを観てきました。
アイデンティティー、スプレマシーに続く完結編。

１作目、２作目ともに手堅い作りで、実に好感の持てる映画なんですが
今回、メイキングとかで監督が「最高傑作にした」とか言っていて、
それを見て何故か懐疑的になってたんですが、いやはや、待て待て。

本当に最高傑作でしたよ。

メリハリのある映像、重厚なストーリーに実力を感じる配役。
主役のMatt Damonの寡黙だけれど研ぎ澄まされたJason Bourneの演技は
前２作より更にアップグレードしてました。
One on Oneでの殺陣も、もはや動きが見えない。
しかしこの映画のOne on Oneのアクションは本当に痛そう。
その痛そうなアクションが、Bourneの悲壮さも増して、また手堅さを感じたなぁ。

今回はカーチェイスシーンもすごくて、うわっ、これもうBourne死んだ！と
思ってしまうシーンが何回かありました。
だって、スプレマシーの終わり辺りであったようなカーチェイスが更に激しく、
CIAの暗殺者に追われたBourneの車が、NYのトンネルかどこかの壁に大激突。
しかも何回かひっくり返って、車は大破。
それでも出てくるBourne。
ある意味これはDIE HARDだと思いました。

あと、この映画で好きなのは、CIAの面子が善悪ひっくるめて巧い。
何よりも、CIAのPamera Landyが個人的に大好きで、上司とかに邪魔されても
己の正義を貫いて最後は勝っちゃうところがたまりません。

そういう脇役も含めて、この映画はTwo thumbs upでした。

久し振りにヒットな映画でした。
もう１回観てもいいなぁ。

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