ホンジツノアキツ。 >>new>>index>>about>>antenna
<< past will >>

2007年09月21日(金)[プロフェッショナルな人々

カメラマンアシスタント2日目、秋津です。

今日は先生(写真事務所の社長をこれからこう呼びます)に付いて行って
地元を県外にアピールする知事のお墨付きとかいう雑誌のインタビュー&撮影でした。

何だか、知事絡みだったりする関係なのか、カメラマンだけでなく
電通マン、デザイナー、コピーライターの方々と共に行動しました。
何だか皆さん中年以上のその道のプロって感じで、ワタクシ完璧に浮いてました。(汗)

最初は宮大工さんの会社に行き、棟梁さんにコピーライターさんがインタビュー。
それを全員がひたすらに聴いてるという何だか不思議な光景でした。
何かもっと、一方で話聞いて一方で写真を撮るとかそういう分業をするのかと
思ってたら、メッチャじーっと聴いてるとは…。
でも、お寺や神社を建てることに心血を注ぐ宮大工さんのお話は、
とても参考になったというか、感動しました。
自分の仕事にすごく誇りと喜びを持っていて、
「人様のお金で自分の好きなことができる。これ以上の仕事はない」
って仰ってたのがすごく印象的でしたね。

あと、すごいなぁと思ったのはコピーライターさんのインタビュー術。
穏やかに、しかし確実に自分の聞きたいことを聞き出したり、
話題が途切れるかなと思いきや次のことを訊いたり、
相手が自然に喋れる状況を作ってるっていうか、むしろ個人的には
(よくそこまで訊くネタがあるなぁ)
とつくづく感心してしまう次第でした。
そう言えば、アメリカで雑誌のインタビュー記事の撮影をした時も
エディターさんのインタビュー術に感銘を受けたんでした。
聞き上手というか、聞き出し上手な人ってホントに尊敬します。

インタビュー後は、宮大工さんの工場でストロボ使っての撮影だったので
セッティング。
そこで最も汗をかきましたが、それほど大変な撮影でもありませんでした。
撮影よりも何よりも、大変だなと感じたのはプロの方々に足手まといにならず
ひたすら付いて行くということですね。(汗)

宮大工さんの後は、
・食事(皆で洋食屋さん)
・彫刻で有名なお寺のメインストリートを炎天下の中で撮影
・曳山を撮影←アポなし
・棟方志功(版画家)記念館を撮影←アポなし
ということで結構なハードスケジュールでした。
しかも、アポなしで行った後の2つの場所では、学芸員ぽい人が最初は渋ってたのに
上司から撮影OKが出た途端にまぁ喋る喋る。(滝汗)

あとから先生も言ってましたが、「ああいう人はよく喋るのよ」の言葉通り
多分撮影より話聞いてる時間の方が長かった。(爆)

そんなこんなで、全部の仕事が終わったのは夕方頃。
帰りの車の中で、寝ないようにするので必死でした。(汗)
何せ運転してたのは私でなく先生なので、寝るわけに行かないのであります。


それから自宅まで運転するのは辛かったですが、自分だけの時間があるってのは
いいことなのかも、と思いましたね。

帰り着いてドッと疲れが出て、茫然としつつも、学ぶことがいっぱいあったなぁ、とか
あぁ今日はホントに楽しかったなぁ、とか思えるのはすごく良いと思いました。


<< past will >>
いただいたメールへのお返事は日記下部にてさせて頂きます。

※メアド無記入希望の方はaaa@aa.aとコピぺしてドウゾ。

admin|秋津|ウェブサイト
動作環境:1680×1050 フォントサイズ:中
Copyright(c) 2004-2008 Ivan Akitsu All rights reserved.