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起きてからしばらくて、洗濯しようと思い立ち、部屋を出て 共同のランドリーへ。 しかし、このランドリー、洗濯機4台、乾燥機4台しかなく しかも乾燥機は1台壊れてる。 そして今日、ランドリーには籠に入った大量の洗濯物が並び、 さらに乾燥機すべてが占領されていました。 いや〜な予感はしたんですが、とりあえず洗濯を開始。 そしていよいよ乾燥ということになっても、やっぱり乾燥機は占領されたまま。 その場には、大量の洗濯物の主らしい外国人のおばちゃん(母国語が英語じゃない)が、 友人2人と喋っていたので、1コだけ乾燥機を使わせてくれと交渉。 しかしおばちゃんは、まだ乾燥する洗濯物がいっぱいあると反撃。 私は引かず、たった30分くらいじゃん、それでこっちの乾燥は終わるじゃん、と迎撃。 しばらくそんな押し問答を続けた結果、乾燥機の使用権をゲットしました! (いや、そもそも共同のランドリーなので使用権はあるのだが) 乾燥できてよかった、と胸をなで下ろした秋津でした。 根負けならぬ根勝ち。(そんな日本語ナイ) だってやだもーん、洗濯物が生乾きとか。 ちょっと強気で行ってみてよかった、なんて思いつつ乾燥が終了した頃に 洗濯物を取りに行くと、なんと先ほどのおばちゃんが私の洗濯物をたたんでいる! びっくりしていると、ちょっと照れくさそうなおばちゃん。 とりあえずありがとうを言って、洗濯物を回収。 たぶんその乾燥機を使いたかっただけなんだろうけど、 ちょっと触れ合いを感じた瞬間でした。 +++ 触れ合いといえば、数日前の出来事。 こっちのアパートメントって、日本のようにビルみたいなんじゃなくて 2階建てのアパートの集合体みたいな感じなんだけど、 私の部屋はアパートメントの入り口からまだちょっと車で行った場所。 その日、私は少し疲れてて、アパートメントの敷地内の道路を ゆっくり車で帰ってた。 すると、目の前で幼い男の子と女の子が、キックボードに乗って車道を走ってる。 私が車からその2人に気づいた瞬間、女の子の後ろを走ってた男の子が バランスを崩してキックボードを投げ出した。 男の子は転びもせず、またキックボードで走り出したんだけど、 ちょうどその頃に私が車で彼らの横くらいを通った。 じゃまだなぁ、なんて思いながら通り過ぎた私に、 男の子を気遣うように振り返った女の子が、 「SORRY!」 って言った。 気が立っていたのが、うそみたいに穏やかになった瞬間だった。 そんな一言で、人は穏やかになれるんだなぁと思った。 アメリカへ来て、ほんの少しの言葉に傷ついたり、 逆に何を言われたのかわからなくて傷ついたりしているけど、 こういう瞬間がものすごく嬉しく感じるのも、 異国の地ならではなのかもしれない。
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