ホンジツノアキツ。 >>new>>index>>about>>antenna
ずっと、自分が自分でないような気がしていた。 そんな体験、ないですか。 風呂に入る。 鏡を見る。 じっと見ていると、ふと思う。 「あれ、自分ってこんな顔だったっけ」 その瞬間、自分ってものがわからなくなる。 アイデンティティが裏返って、ひねくれて、自分でないような気分。 本当の自分は全然違うところにあって、今の自分は夢の中にあるんじゃないか。 その強烈な違和感は、今でも、時々、ある。 それは、すごく怖い。 −−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−− ずっと、自分のいる場所が、自分のいるべき場所でないような気がしていた。 どこへ行っても、それは変わらなくて 生まれ育った地元を出て、ついには日本も出て 海を渡った。 まだ、自分の場所は見えない。 でもそれも、当然のことだと今は思う。 自分の場所は、自分の足で立って、生きていきたいと思う場所だろう。 だったら今までの私は、今現在の私だって、自分の足で立っちゃいない。 だったら今現在、世界中のどこを探したって、私の場所なんか、ない。 でも、海まで渡ったからこそ見えることもある。 海を渡ったからには、もっと遠くへ行きたいと思うこともある。 戻りたいと思うこともある。 好きな言葉があったのを思い出す。 「世界はどこまでも続いているし、おまえはどこまでも行ける」
いただいたメールへのお返事は日記下部にてさせて頂きます。
admin|秋津|ウェブサイト 動作環境:1680×1050 フォントサイズ:中 Copyright(c) 2004-2008 Ivan Akitsu All rights reserved. |