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今日、ESLの宿題で、NEWSWEEKを読んでたら ユダの福音書についての記事が出てました。 (オリジナルはナショナルジオグラフィックから↓) http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/topics/n20060407_1.shtml これが、ダ・ヴィンチ・コードのように、キリスト教に対して根本的なところに 意見をつけようとしている感じはするけれど、 とにかく興味深かったです。 キリストの死から約2000年の間、裏切り者として忌み嫌われてきたユダですが 実はそのユダが、最もイエスと近い弟子であった、という話が 1970年代に出土した福音書に書かれていたという記事でした。 そればかりではなく、ユダの裏切り行為は、 肉体の煩わしさから解放されたいイエスが 自らユダに頼んだというからこれまた驚きです。 キリスト教社会では悪魔にも匹敵する忌避者であろうユダが、 実はもっともキリストに愛され、また愛していたとしたら、 その後何千年に渡り、裏切り者としてその地位を貶められることを或いは覚悟して それでもユダが師であるキリストの言葉に従ったとしたら そんな愛の形は、ちょっとすごい、と思ってしまいました。 まぁ、キリスト教会は反発するでしょうが…。 マグダラのマリア以上の禁忌でしょうね、ユダを認めることは。 でも、私がその師弟愛のようなものを意外に思わないのは ジーザス・クライスト・スーパースターを観ていたからなんだろうなぁ、と 思いましたね。 キリスト教世界ではユダは堕落、強欲の象徴だそうですが、 この作品のユダは、確かに裏切りはしたけれど、確かにキリストを愛していた。 キリストもそれを知っていた。 そういう様子が感じられる作品なんですよね。 そういうこともあって、このNEWSWEEKの記事はすごく面白かった。 思わず原典のナショナルジオグラフィックを買おうとしているくらいです。 まだ本屋にあるかな?買えたらいいなー。
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