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2005年05月20日(金)[2度目の

The Interpreterを観ました。
先日当たった映画チケットで行ったので、タダでした。
幸せです。

全体の印象としては、以前観た時と変わりません。
でもやっぱり完璧には聴き取れない…。
以前より話の仕組みはわかってきたけど。
台詞の細かいトコとか、まだまだです。
これ以上はDVDだなぁ…。

調べたら、5月21日から日本でも公開だそうです。
ttp://www.inpri.jp/
オススメです。
あと、日本語字幕で観た方がいらっしゃいましたら聞きたいことがあるのでお知らせ下さい。(爆)

2度目のクライマックスもジーンと来たので、↓に感想を。
結末に関するネタバレがっつり含むので、見えなくしておきます。

ニコール・キッドマン演じるシルヴィアが、マトボ共和国大統領に彼自身の伝記の序文を読ませるところが何度観てもグッときます。

「大きな声で読んで。
 あなたが本当にそう思っていた時のように。
 あなたがそれを書いた時のように。
 あなたがそれを本当に意図していた時のように。」

彼女は白人でありながらアフリカのマトボの市民権を持っていました。
彼女が幼い頃、マトボの大統領は英雄だったようです。
でも、彼女の両親と妹は昔マトボで地雷で死んでしまった。
彼女は兄と共に、反抗勢力に加わって銃を手に取った。
けれど彼女が銃を捨て、経歴を隠して国連で働いている間に、
兄も、かつての恋人も死んだ。

その辺の経緯は、私のリスニング力の貧困さが悲しいのですが、多分マトボの大統領は肌の色を問題にしてまず白人を迫害して、更に彼に仇為すようになった同じ肌の色の人たちまでテロリストとして虐殺し続けたのではないかなぁと思います。
彼女はすべて失って、最後に国連の通訳者としての権利を利用して、マトボの大統領に銃を突きつけるのです。

死んだ人間は戻ってこない。
だから名前はもう呼ばない。
そうしないと死んだ人間は安らかに眠れないし、残された人間も前に進めない。
そう言いながら、それでも悔恨は残る。
愛する人間を殺した男が目の前に現れたら、誰だって殺したくなる。
そのつらさ、やりきれなさが、シルヴィアの行動から感じ取れてやるせなかったです。



ここまで。

できるなら日本語字幕でも観てみたいけど、イメージ変わっちゃいそうだなぁ…。
DVDを待ちます。


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