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2004年11月07日(日)[これでいいのか

ここ最近ずーっと思うことですが、
現地の日本人と付き合うことが果たして良いことなのかどうか
すごく迷ってます。

まず英語をどうにかしなきゃいけないのに、
日本人といると日本語喋ってしまって、
それってここにいる意味があるんだろうか?
とかフト考えてしまう瞬間があるのです。

日本人のほとんどいない地域ならば迷うことはないんでしょうが、
いるから仕方ない…。
しかもカリフォルニアに来たからには
日本人と出会うのはもはや宿命ってなもんなんでしょうか。

言い訳をするならば、その他のアジア人と違って、
日本人学生ってのは大抵こっちにひとりきりと言うことが多くて、
そんな中で同じ日本人と付き合うってことは、ちょっとした
家族を求めているのかなぁなどと思ってみたり。
話を聞くと、韓国人や台湾人は大抵が親戚や家族がいるのですよね、こっちに。
最初の心細い時期にそれを聞くと、すごく羨ましかったのを覚えています。

大学始まったばかりの頃は、
なんだかすべてアメリカに合わせようと無駄に気ばかり焦っていたのですが、
アメリカ人になりに来たわけじゃないや、と気付くにつれ、
少しずつ自分の中で日本語を禁じる心をゆるめてきて、
けど今度は逆の危機感にも襲われています。
幸い私はホームステイで、ホストマザーともルームメイトとも
英語で会話なので幾分か救われていると思うのですが、
それでも平日にクラスメイトと英語で会話するのに比べれば
明らかに会話が弾んでいないような気もします。
しかも平日のクラスでも日本人の友人と喋ってしまうので…。

英語のクラス(ESLといいます)が、基本的にアメリカ人抜きなので、
専攻の授業を取れるようになればもっと生の英語を聞く機会も
増えるのかな…と期待もしてるんです。
けどもっと話せるようにならなきゃ友達もできないよ、とも
考えてしまったり。

それに、英語にかまけて日本語をおかしくしたくないのです。
けどもう20余年慣れ親しんだ言語を、半年やそこらで忘れるものかという思いもあり、
「日本語をおかしくしたくない」ってソレあんた言い訳なんじゃないの?
と自分を叱咤する声も聞こえてきます。

そんな感じで、バランスが難しいです。
日本人の友人の存在はとてもとても有り難いし、
英語は疎かにしたくない。


今週末当たり、
先週末に行った留学生の集まりにまた参加したいなぁなどと考えています。
先週は何だか慣れない感じだったので、もう少し、徐々に慣れて行きたいですね。




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