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2004年10月16日(土)[The Motorcycle Diaries

The Motorcycle Diariesを観ました。
日本でもミニシアター系で上映されるらしいですが、
キューバの革命家チェ・ゲバラの若き日の旅を描いたロードムービーです。
日本のサイトを見たら、カンヌのコンペ部門の作品でした。

Speakingの先生が「面白かった」を繰り返すので、あまり前知識なく観たのですが、
映像がすごく綺麗なのと、ラテン系でも少し哀愁の漂う音楽が耳に残って、
変わりつつある世界を目にした主人公の世界を表していたと思います。
国は違うのですが、この映画を観てメキシコ旅行を強く思い出しました。


旅は、時として一生忘れられない光景を脳裏に焼き付けることがある。
鮮烈な空の青や、それと対照的な白黒の街、もの言わぬ人の顔。


バイクと親友だけが供の旅の中で若いチェ・ゲバラの心に焼き付いたのは、
同じ言語を持つ同じ大陸に住む人たちの過酷な現実でした。
言われなく土地を奪われた農民、思想の違いから極貧の生活をする夫婦、
ジャングルの中、川という境界線で隔離されて治療される患者たち。
それらの光景が、彼の心にどれだけの衝撃を与えたのか、想像もつきません。

映画が進んで行くにつれ、彼が後に革命家になるという事実が少し悲しく、
頼もしく思えてくるのが不思議でした。
本名のエルネストは、英語のEarnest=正直者、にも通じるし、
行く先々で彼特有の素直さが時にトラブルを、時に触れ合いを生む過程が
印象的でした。

彼が喘息持ちなのは実は前から知っていて、
というのも私自身小児喘息を患った身だったからなのですが、
それが予想以上にひどい喘息だったようで驚きました。
生まれつき肺が悪かったのですね。
私は倒れるほどではなかったのですが、発作のつらさを幾分かは知っているので、
観ていてハラハラするところもありました。

映画としては、衝撃的、というのではないけれど、
後々になって染みてくるものがあるなぁと思いました。
あと、マチュピチュが出て来た時は正直鳥肌が立ちました。



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夕食時にテレビを観ていたら、「トップガン」が放送されていて、
何となく最後まで観てしまいました。
トム・クルーズは、いろんな意味でムッチムチでしたね…。
若さとか顔とか。
アイスとかアイスマンの愛称で呼ばれていたヴァル・キルマーがかっこよかった。
そして何より、トム・クルーズの友人の奥さん役でメグ・ライアンが出ていたことに
映画後半で気が付き、ちょっと鳥肌立つくらい驚きました。
知らなかった…!
けど口の端の上がりぐあいは間違いなく彼女でした。




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