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2004年06月04日(金)[疲労困憊(都内漫遊編)

さて、都内滞在ももう最後です。
最後と言うか、今回の上京のメインです。
これのために上京したのです。




これ。

大使館です。
ビザを取るのに、面接を受けに来たのです。はるばると。

相当待たされることと、
面接とは呼べないお粗末なものであるということは事前に知っていたのですが、
重い荷物を持って(Mさんのウチから出て、直帰するので)ようやく大使館に着くと、
柵の外にものすごい人が並んでました。



しかもこの日は都内は夏日。
梅雨前なのに、もう夏!?って思いました。
その炎天下の中、まず30〜40分待ち。

牛歩の如く列がのろのろする先には、
   ・警視庁の車両数台
   ・制服の警官約10人
   ・機動隊っぽい人1人
   ・金属探知器
と言う厳戒態勢。


そんなに警戒することもなかろうに、と辟易していたら。
ようやく大使館の正面門が見えて来た頃に、門の前が何やらザワザワ。
何かと思って見てみると、
門の前で数人の警官とおばちゃんらしき人が押し問答してました。

「暴力反対〜!」
とか叫んでました。おばちゃん。

その脇で無線に喋ってるお巡りさんの話に聞き耳を立てていると、
どうやら理由を告げずに大使館に入ろうとしたようで、
それについて連絡しているようでした。

「現在警官数名で説得中」って無線に言ってるのが聞こえて、
ふとおばちゃんが足止めをされている方を見ると、
ホントに大のオトナが2,3人で、
おばちゃん囲んで(本当に)必死に説得をしていたので、
笑っちゃいけないと思いつつ笑ってしまいました。

おばちゃんのおかげで、外での待ち時間の少しは退屈じゃありませんでした。



で、騒ぐおばちゃんを後目にようやく大使館の柵の中に。
ここからまた30分待ちです。

そんで今度は、身に着けた金属物とかケータイとかをX線にかけて、
おまけにケータイは電源オフで預けなきゃいけなくて、CDウォークマンも取られて、
建物の中へ。

そしてここから1時間30分。


ビザの面接は、窓口での簡単な確認で終わります。
あれに似てます。
映画館のチケット売り場か、大病院の薬もらうとこ

いやそれにしても、ホンットーに疲れました。
座れないし、退屈しのぎは取られちゃったし、唯一の退屈しのぎは、
列で前後になった人と他愛もない会話をするか、
入口の小さいブースの中で監視している軍人さんの装備をただジッと見つめるくらい。

装備してる銃はやっぱりオートマでした。なんか納得。
そして腕に刺青してる人もいて、おお、と思ったり。


そんなこんなで、死にそうな退屈をやり過ごし、ようやく名前を呼ばれ!

窓口か受付のようなトコへ行くと、

面接の人:「○○サン?(←本名)」
私:「はい」
面接の人:「ハイ、1週間ホドデビザ着キマス」(と、ビザの仮決定の紙をくれた)
私:「……」



2時間半待たされて面接3秒で終わったヨーー!!!



…嫌がらせでこんなに並ばせてるのか?と本気で思いました。
そして今度留学するなら(そんな機会があればだが)この国はやめておこうかと、
本気で思いました。





‐‐‐‐‐





その後、高速バス乗り場のある駅へ行き、バス出発までの10時間ほどを、
マンガ喫茶と4回目の『トロイ』でやり過ごしました。

もうお兄ちゃんが心のオアシスになってます。

相変わらずカッコよかったよ…!




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