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2002年11月13日(水) 彼の居ない日 7日目

一週間、たっちゃいましたね。
ああ〜〜、顔忘れそう!!ぅおーい( ̄□ ̄;



なぁんて冗談はさておき。
今日はJR切符をゲットしてきました。
札幌駅まで、車では自信がないので方向音痴だしさ;
地下鉄乗って行ってきました。

本当は2泊するつもりだったんですが
1泊で帰ってくることにしました。

一日は母のとこ、二日目は友人のとこ
そういう予定で。


実は、母のとこへ行く用がなくなりました。(爆)



昨夜、思い切って電話してみたんですよ。母に。
実家の電話番号、試しに受話器持って押してみたら
なんとなく覚えてました。

いきなり切られたりしないかしら。
名乗った途端、ギャーギャー怒鳴られないかしら。
なーんていろいろいろいろ覚悟しながら、胃を押さえながら
ドキドキしながらかけてみたんですが


「はい。〇〇です。」

「あの…ご無沙汰しています。〇〇です。」


親子らしからぬバカ丁寧な言葉使っちゃいました。
それだけご無沙汰していましたもので。( ̄△ ̄;)


「あら、ビックリ。元気してました?」

「え?あ、はい。元気でした。お母さんは?(汗)」



・・・なんだか拍子ぬけです。
しかもなんだろ、この会話は・・・。( ̄△ ̄;)


どうやら、電話は切られなさそうなので一安心。
なにから話そうか、口ごもっていると


「今もそっちで働いてるの?ちゃんと生活してるの?」


と母から聞いてきました。
私は今までの経緯や近況を話しました。
母からは自分や兄弟や親戚の近況の変化や、
父の13回忌が無事済んだことなど教えられました。
今月の初めに弟が結婚したそうです。
母も一緒に住もうと言われたけれど、まだ一人で大丈夫だからと
すんなり断ったらしいです。
お婆ちゃんや叔母さんと時々会っておしゃべりしたり
仕事仲間と小旅行行ったりそれなりに楽しんで暮らしていると。

まだまだ仕事しないと食べていけないからね、と笑う母。


私、だんだん苦しくなってきましてね。
近くに居た時は、離れたくて仕方なかった母なのに
電話の声を聞いただけなのに
「年とったなぁ」ってすごく感じてしまって
なぜか泣けてきちゃいましてね。

責められるのを覚悟していたのに
まず、私の身を心配するような事をいっぱい聞かれて
自分がとても恥ずかしくて、情けなくて。


ごめんなさい。
貴方の望むような娘になれなくて。
貴方を失望させてばかりで。
貴方にばかり重荷を背負わせて。


親不孝を詫びました。泣きながら詫びました。
母も電話の向こうで泣いてました。



「どこかで、大きな穴が開いてしまったんだね。」


母も、私との確執を感じていました。
一度開いてしまった穴は深すぎて、埋められない。
親としては心配はしているけれど
もう、私の人生には口を出すつもりも
関わるつもりもないと言いました。

妹も弟も、母を悲しませている私に対して
許せない気持ちを抱いていると言います。
そんな妹達が傍にいてくれるから、私のことは庇えないとも。


母が私に言った言葉。


「貴方の悪いところは
 イヤな事からすぐ逃げることと
 弱みを人に見せまいとつくろうところ。
 それを分かってくれている人なのなら
 一緒に頑張りなさい。
 胸を張れるような生き方をしなさい。」



過去のことは私だけのせいではない。
だけど大きな罪を犯したと思え。
それを忘れてはいけない。
同じ過ちを繰り返してはいけない。

私、初めて母の言葉を素直に聞けたような気がします。

「正直、相手さんの親御さんと
 顔を合わせるつもりはないけど
 いつかそっちに遊びに行く事があったら…
 相手の人に会わせてちょうだい。」



母、彼の年を聞いて少し驚いていましたけど
妹の旦那さんが年下なので免疫できてるから(笑)と言ってました。


「アンタの精神年齢がそれだけ低いって事だわね。」



うぐ・・・・っっ( ̄□||||!!
な、涙が乾いた途端これだもんなぁ・・・
あ、相変わらずズバッと言ってくれますな・・・このお方。

ただ、彼の経緯もあらかた話したら
しっかりしてるんだねぇと感心してくれました。


で、とりあえず17日にそっちに行くと話したんですが


「沖縄旅行行くのよ。明日から一週間。」


え!!!!!!( ̄◇ ̄;)

母は今年還暦でしてね。
妹夫婦からお祝いに旅行をプレゼントされたそうで・・・。


という訳で、会う予定はキャンセルです。
で、電話しといて良かった・・・。





確執はなくなった訳じゃありません。
だけど、今の私を否定することなく静観してくれるという母。
少しだけ、心のつかえがとれたような気がします。

「元気でね・・・お母さん。」

最後に私が言うと

「アンタこそ、健康だけは気をつけなさい。
 丈夫な方じゃないんだから。」


と涙交じりに返してくれました。


電話を切ったと同時に涙がブワーっと溢れました。
しばらく泣けて泣けてしょうがなくて。
そのまま、寝ちゃった。(爆)
昨日夜勤明けなのに寝てなかったもんですから。ヽ(;´Д`)ノ

今日もまだ瞼が重いカンジです。(;´▽`A``


でも、心の重さはとりあえずひとつ軽くなりました。


とりあえず、です。
あとは彼のご両親への報告が控えてますからね。
私の過去・・・・話さなくちゃならなくなる時が
くるかもしれませんしね。

母にもそれとなくそこんとこ話してみたんですよ。
そしたら母
「そこは、相手の人しだいだ。
 アンタの過去、知ってても選んでくれたんでしょ?
 アンタがどうのこうの言う問題じゃないよ。」



そ、それはそうなんだけどさぁぁ・・・。


彼、どう考えてんだろう???そこんとこ。( ̄_ ̄ i)タラー





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