夜勤明け☆ でも、今回はとっても仮眠がとれたので 帰ってからも元気でした。
だけど 夕方から飲みに行く予定になってましたので 少しくらい寝ておかないと、やっぱキツイかな〜と 考えてたんですが
飲みに行く ↓ 当然、車は置いていく ↓ なので公共機関を使う ↓ いい加減な服装はできない
マイカーだと、多少外が寒くても 軽装でOKだし、全然格好は構わないじゃないですか。 しかしこの日は、前夜から強風&ヒョウが スゴクてですね、車無しでトレーナー一枚じゃマズイ。
ということで、冬物を少し買ってきました。 そんな訳で結局、寝てないまま飲み会へ。( ̄∇ ̄;)
今日の飲み会のメンバーは 私、同僚、かつての同僚2名、計4名。 かつての同僚はそれぞれ今は別の職場で働いてますけど 仲が良かったので時々、こうやって集まったりしている訳です。
このメンツの中で私を含め3名はほぼ同年代なんですけど 1名だけまだ23歳の子がいます。 以前日記で書いた「腰椎ヘルニア」のOpeした子なんですが 無事、退院して、来月から職場復帰が決まってます。 まあ、明るくて性格が良い子なので可愛がっております。いろんな意味でw
お酒が進むにつれ、その子が今の職場のことを 語りだしました。
今の職場に戻るのは自信がない。 それは腰のことがあるから。 またあんな激務にOpeした腰がもつんだろうか?
だけど、今気にかけている患者がいるらしく その患者がいるうちはいようと思っていること。
以前、いっぺんに2人の患者が亡くなった時 ナースをやる自信がなくなるほど凹んだこと。
以前うちで働いていた時もそうだったんですが 患者に対してはとても親身に一生懸命になってしまう子で 今の職場でもそれは同じのようです。 一患者にそこまでの感情移入はどうか、と思うくらいです。
ナースになりたて、というのもあるかもしれませんが 結局、患者思いのあまりにその年で腰をやられた訳です。 その若さでヘルニアOpeなんて聞いたことありませんからね。
そんな時、彼女の携帯にメールが届きました。
「話題に出た”気にかけている患者”が日曜に亡くなった」
彼女は来月復帰予定で休養中だったのでそのことを全く知らなかったらしく 見る見る泣き顔になってしまいまして 電話をかけにその場を離れていってしまいました。
さっきまで話題にしてたのは、その予兆だったのかなぁ…
私達はみんなそう思いました。 さっきまで楽しくバカ騒ぎしていた場が一気に深刻な空気に包まれました。 心配なのは、彼女です。 以前も患者を亡くして凹んだというし みんな彼女が電話を終えて戻ってくるのをハラハラして待ちました。
案の定、目は真っ赤。涙も止まらない様子。
・・・スイマセン。ほんとショック・・・
私達「・・・・気持ちはわかるけど・・」
最後の言葉「〇〇(彼女の名前)さんに会いたい」 だったんだって・・・(号泣) 何もしてあげられなかったのに・・・
私達「何もしてあげてないなら最後に会いたいなんて言わないデショ。 「よくしてくれた」と思ってるからこそだよ。」
看取って、あげたかったなぁ・・・
私達「お線香でも、あげに行っといで。」
私が凹んでこうなる事、知ってるから スタッフみんな今言わない方がいいって 言ってたんだって・・・
私達「・・・じゃあ、教えんなよ!!ヽ(;´Д`)ノ」
私達、3人が思った事。
若いなぁ・・・ 新鮮だなぁ・・・
私達くらいの年になると、というか 何年もナースやってますとね そういう患者への感情移入は極力しないようになってきます。 冷たいと思うかもしれませんが いつまでも一患者が亡くなった事で凹んではいられません。 他にも患者はたくさんいます。 プライベートとナースの仕事は、全く別次元と 割り切らなきゃ、精神的にもたないですしね。
でも、私達にもこういう時期、あったんですよね。 ナースとしてはまだ半人前だけど 患者を思う気持ちは人一倍。 割り切れないものをもっていた頃も、あったんです。
その気持ちを忘れた訳じゃありません。 慣れた訳でもありません。
うまく言えませんけど、私達の仕事は 患者が亡くなっていつまでもメソメソする事ではありませんから。 ショックを受けても、辛くても また新しく苦しんでいる患者は次々やってくるんです。
「今は仕事中じゃないからいいよ。 そうやって泣けるうちは泣いとけ。」
私達はそれだけ言って泣かせておくことにしました。
「その患者が亡くなったら もうナースをやめてもいいと思う。」
メールを受け取る前にそう言っていた彼女ですが 今まで見てきた私達にすれば 彼女は良いナースになれると思っています。 だからこそここを乗り越えて欲しいですね。
後半しんみりした飲み会になりましたけど 若かりし頃の自分ていうものを思い出したっていうか
すっかり、すれちゃったわぁ
と思い知らされたっていうか・・・。( ̄∇ ̄;)
なんにせよ、こういう気持ちを持った 若手が育っていくのは、良い事ですね。( ̄  ̄)(_ _)ウンウン
|