金色の夢を、ずっと見てる

2011年10月15日(土) 夏ドラマ感想

専業主婦になってから、録画したドラマを前ほど溜めずに見ていけたので早かったです(笑)


『Piecs Vote』
なーんか消化不良だった。途中から現れた怪しげな男性メンバーも、引っ掻き回した割に案外すぐ下船しちゃったし、物語のカギを握ってるっぽかった女性も、種明かししてみたらそれほどでもなかったし、何より、最終回でいきなり主人公が何かをつかんで成長した!って展開も…え、それで入札価格上がっちゃうの?そんなんでいいの?と拍子抜け。

結構楽しみに見てただけに、終わり方にちょっとガッカリでした。



『IS』
すみません、これ途中で脱落しました。なんていうか、主人公の悩み方が、いかにも若いなぁって感じで見てて恥ずかしくなっちゃって。

自分がISである事を隠す事の罪悪感に耐えられなくなって、全校放送で自らそれをばらしちゃうんですね。でも、彼女(でいいのか?)の悩みって、『周囲に隠してる事』じゃなくて『大事な人に嘘をつき続ける事』だったと思うんですよ。だったら、何も学校中にばらさなくても、その『大事な人』にだけうちあければいいんじゃないの?と。

ISの存在を知ってもらう事で理解につながれば…という事なのかもしれないけど
「好きになってしまった人に嘘をつき続けるのが辛い」
という主人公の葛藤と、その解決法としていきなり全校放送で学校中に言っちゃうっていう極端なやり方が、どうにもしっくりこなくて。

ぶっちゃけ
「もっとうまいやり方があったんじゃないの?」
という気がしてならんのです。それが主人公の若さと私の年齢とのギャップなのかなぁ。


『絶対零度2』
これはもう外れナシでした。桜木(上戸彩)の成長ぶりが見てて頼もしかったですね。黒幕でユースケが出てくるとは思わなかったので結構驚きました。

しかし、結構重要な役どころだった堀内敬子さん、ここ最近急にいろんなドラマで見るようになった気がするのですが気のせいでしょうか。今までもちょいちょい出てたけど気付かなかっただけ?
(…と思って調べたら、劇団四季にいた人なんですね!どうりで、今まで目に留まらなかったけど演技がうまい人だなぁと思ったわけだ)



『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』
なんつーか、かなり思いもよらない展開がどかすか来て、すごく楽しめました。何その二転三転!って感じ(笑)


『ブルドクター』
これも面白かったですねぇ。最後の方は予想外に大問題に発展しちゃって。最後に、悪い政治家と手を組むのかと思わせといてこっそり会話を録音して主人公の切り札にしちゃう吾郎ちゃんは、ちょっとかっこよかったです。

まぁその吾郎ちゃんのトラウマ告白シーンは若干陳腐でしたが(苦笑)


『それでも、生きていく』
今期はこれが一番ハマったかなぁ。後半は毎週泣かされてた気がします。

終盤、文哉がお世話になってた果樹園の娘さんに重傷を負わせちゃって、果樹園のご主人が三崎さん(文哉の父)に
「よく見ておけ。娘の命を諦める瞬間を」
と言いながら延命治療を拒否する同意書にサインをするシーンでボロ泣きしてしまいました。その後の、三崎さんの
「償えるんでしょうか。息子の罪を、私は本当に償いきれるんでしょうか」
というセリフでまた大泣き。

最終回で、兄の罪を償うため生きる決意をした双葉ちゃん。お互いを思う気持ちは洋貴と同じなのに、確かに気持ちは通じあってるのに、キスすらしないまま別々の人生を選んだ2人が切なくて切なくて、後半は涙なしに見れませんでした。

正直、今までは大竹しのぶさんが苦手でした。でもこのドラマでちょっと変わったかな。娘を殺した文哉と会って、自分のお腹を触らせながら
「ここ!ここに亜季が居たの!」
と叫ぶシーンでは、その迫力に圧倒されました。あの独特な口調とか強烈な個性が苦手だったんだけど、初めて『すごい女優さんだな』と思えました。



『名探偵コナン』
ストーリーがおもしろかったので飽きずに見れました。でもやっぱり、溝端くんはそろそろ高校生役は卒業した方がいいね(笑)


『ジウ』
そこそこおもしろかったんだけど、最後はなんか話しが壮大になりすぎてちょっとリアリティが薄れちゃったかな〜って気がします。鍛え上げた黒木メイサちゃんの体は美しかったけどね。

美咲(多部未華子ちゃん)と東主任のほのか〜な恋愛話が、最終回であっさり途切れちゃったっぽいのがちょっと不満(苦笑)


あと、時期をずらして始まったのが
『バラ色の聖戦』
……これ、原作がまだ連載中なのでどう終わらせるのかな〜と思ってましたが、ドラマでは離婚させましたか〜…。原作では離婚回避のためにモデルを諦めて、それでもまだ関わりを断ち切れずにごたごたしてるんですけどね。

とにかく主人公の旦那さんが嫌な男過ぎて、見ててイライラしました(苦笑)いや、専業主婦として家庭を守る事に生きがいを感じるタイプの奥さんだったら、相性いいんだと思いますよ。

なんつーか、最後にいきなり主人公がモデルとして大成功しちゃった事で、現実味がなくなっちゃったな。『ドラマだしね〜。現実はそうはいかないよね』感が際立っちゃった。でもラスト以外はかなり原作に忠実だったし、6回という少ない回数だったにしてはうまくまとめたんじゃないでしょうか。(←偉そう)



こんなとこですかね。10月からのドラマも見始めてるので、そちらのレビューも近いうちに。


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咲良 [MAIL]

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