金色の夢を、ずっと見てる

2010年01月20日(水) やっとドラマ見終わりました。

10〜12月期のドラマをやっと全部見たので、感想など。


『東京DOGS』
おもしろかったですよ。でも残念な事に、なんと最終回のラスト15分を見損ねました…(泣)

旦那がHDDレコーダーで“毎週録画”に設定してたんですね。で、この設定って放送時間のずれや延長には対応してくれないんです!(あ、最新の機種だとどうなのかは知らない。我が家のは約5年前に買ったものなので)番組をっていうよりは『○曜日の●時〜●時まで』という設定になるので、これみたいに『最終回スペシャル!21時〜22時15分まで』とかやられるともうアウト。

最終回、由岐ちゃん(吉高由里子)が神野(仲村トオル)に会いに行こうと歩いてる場面で録画が途切れました…旦那と2人して
「ここで切れる!?」
と愕然(苦笑)まぁ公式サイトで見たら、結局最後まで奏(小栗旬)とラブな感じにはならなかったようなので、ある程度予想通りの結末ではあったんですけどね(^^;



『ライアーゲーム シーズン2』
おもしろかった。おもしろかったんだけど……裏の裏をかいた!と思ったらまたその裏を…!とか、なんかもう話がややこしくて見ながらちょっと混乱してしまいました。しかも思った以上に露骨に“映画に続く”な感じの結末だったし。

最終的には映画で完結するというのは早くからわかってたんだけど、テレビはテレビでもうちょっと気持ちよく終わって欲しかったなぁ。あと、秋山(松田翔太)の妙にもったいつけたしゃべりかたはちょっとやり過ぎな気がします(苦笑)あとこのドラマは確かスタートがちょっと遅かったんだよね。そのせいか終わるのも遅くて年明けまで持ち越し。おかげでこれが終わらないうちに月9の新ドラマが始まってしまって、月曜も火曜も戸田恵梨香ちゃんになっちゃいました(笑)

でもなんだかんだ言いながら、映画も見に行ってしまいそうな予感。のだめの後編も行かなきゃいけないのに〜。



『リアル・クローズ』
原作はまだ連載中なのにどう終わらせるのかな?と思ってましたが、原作の小ネタをうまく挟みつつ、なかなか上手にまとめてあったと思います。ん〜でも細かいことを言うなら、絹恵(香里奈)のキャラがちょっと原作よりコメディ色が強い感じはしたな〜。あと、やっぱり絹恵の妹役(IMALU)はいらなかったでしょ。

あとね〜、これはドラマには直接関係ない事なのかもしれないけど……合間のCMに黒木瞳さんが出てたんですよ。で、ドラマの中では
「つまらない服を着てるとつまらない人生になるわよ」
がキメ台詞の、上質な服をバシッと着こなしたすっごくかっこいい『働く女』だったのに、そのCMは量産品のインナーを着て“安くてカラーバリエーションが豊富♪”を売りにしたものだったの。そのギャップが見るたびに残念でね……スポンサーの都合上仕方ないのかもしれないけど、もうちょっと考えてほしかったな〜。



『ギネ 〜産婦人科の女たち〜』
とりあえず見てたんですが、途中をちょっと見損ねたりもしたので
「え?いつのまに?」
みたいな事がよくありました。主に玉木(上地雄輔)の女関係で(笑)あれ?いつのまにお嬢さん研修医と付き合ってるの?看護師と付き合ってなかった?ていうか最初に病院に送ってきた女とも違うよね?みたいな。しかもいつのまにかお嬢さん研修医と結婚まで話が進んでるし。

私は、妊娠初期こそ不正出血で絶対安静を言い渡されたりしましたが、全般的には概ね順調でお産自体もすごくスムーズに終わりました。でもこのドラマ見てると改めて、出産って命がけなんだな〜と怖くなりました。その現場に携わる人達が実際に人員不足に苦しみ、妊婦が安心して子供を産める病院が少なくなってる…というのはやはり大変な問題なんだなと。

大昔はお産も家でやってた事ではあるんですが、それでも危険である事に変わりはないわけで。むしろ、医療設備がない場所でのお産で命を落とす母や赤ちゃんが多かったからこそ、本来病気ではない『出産』という分野が医療として確立されたんじゃないかと思います。今でも、医療機関ではない助産院や自宅での出産を選べる人って、経過が順調で特に問題が起こりそうじゃない人に限られてるしね。


ま、ドラマとしては、最後で離島に行こうとした奈智(藤原紀香)を教授になった君島(松下由紀)が強引に引き止めちゃって、
「え、それって結局離島の人達はどうなるの?」
とちょっと引っかかりましたが。だって
「1人で行って何が出来るの」
って意見は確かに正しいんだけど、だったら
「だから私がもっと偉くなってシステムを作ってあげるから、それまで私のそばで働きなさい」
じゃなくて
「助手(やっぱ上地か?)を一緒に行かせるから!」
の方がよくない?



『交渉人』
前作と比べて、玲子(米倉涼子)の周囲の人間関係がずいぶん和やかになっててホッとしました。そして今回は1つ1つの事件もありつつ、最初から1つの事件がずっと繋がってるような感じで、見応えがありましたね。しかし実は第2回(ん?3回目かも)を見逃してたので、突然甘利君(高岡蒼甫)が死んでたのでビックリしました(苦笑)

そしてこれも映画に続く…でもこれはテレビはテレビできっちり終わったのでまだいいかな。最後で意味ありげに出てきた反町隆史と、具合が悪そうだった玲子ってのが映画への伏線なんでしょうね。これも見に行きたくなりそうで困るな。



『傍聴マニア 09』
原作はドキュメントっていうかノンフィクションのルポな感じでストーリーがあるわけじゃないので、どうドラマを終わらせるのかな〜と思ってましたが、まさかここに裁判員制度を絡めてくるとは。でも考えてみればアリだよね。

途中で、被告の家族がたまたま北くん(向井理)達の会話(傍聴の感想)を聞いてしまって
「人の不幸を笑いものにして楽しいですか」
と批判するシーン、ちょっとグサッと来ましたね。『人の不幸は蜜の味』じゃないけど、人って誰でも他人の不幸を楽しんじゃうっていうか、無責任に面白がっちゃう部分はありますよね。傍聴ってのはそういう覗き見趣味の1つと言われたら否定できない面もあると思うけど…でも、その後に
「傍聴ってなんなんだろう」
と悩みだした北くんが目にした、裁判の結果で賭けをして面白がってた傍聴人達のような行動はやはり批判されても仕方ないと思うし。


最後は、裁判員に選ばれた北くんが、傍聴し続けた経験を生かして被告にい問いかけ、それが思わぬ結果を生む…という結末になるんですが、小説になってない原作をうまくドラマに仕立てたな〜という感じで満足いく終わり方でした。タイトルに『09』ってついてるぐらいだし、これもしかしてシリーズ化するか?





番外として『深夜食堂』
これ、ドラマが始まった時の日記では
「見たいんだけど、熊本では放送しないみたいで残念」
って書いてるんですが…なんと、12月に入ってから1回に2話ずつ毎日連続放映という反則技(笑)でやってくれました。

おもしろかったな〜。深夜の食堂にやってくるお客さん達のささやかな日々。大きな事件が起こるわけじゃないんだけど、毎回味わい深かったです。もともと、漫画大賞にノミネートされてておもしろそうだと思ったんだけど、絵が好みじゃなくて手に取る気になれなかった作品なんだよね(苦笑)原作も読んでみたい気はするな〜。思い切ってとりあえず1巻だけ買ってみようかな。





ちゃんと全部見れたのはこんなとこですね。そして『アンタッチャブル』は予想通り途中で脱落しました。最終回だけ見たので、一応ラスボスが誰だったのかはわかりましたが、正直それほど驚きもしなかったし
「あーやっぱ見とけばよかったー!」
ともならなかったし。あ、それと『相棒』は今期も続投なので、感想はまた次回という事で。


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咲良 [MAIL]

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