金色の夢を、ずっと見てる

2010年01月11日(月) 本当は洗える着物ももうちょっと欲しい。

昨日・今日と連続でショッピングモールめぐり。

先日の日記でもちょっと書いてますが、年賀ハガキの当選番号で半額になる割引券がもらえる、というフェアをやってるんですね。ただし使えるのは直営店のみで、テナントさんでは使えない=使える範囲はすごく限られてるという半額券ではあるんだけど、でもそんなんあったら
「じゃぁせっかくだから見に行ってみる?」
てなるじゃないですか。

そういうわけで、妹と母と一緒に、系列のショッピングモールを全部見に行ったのです(苦笑)まぁ割引券が使える所で何か良い物が見つかればラッキー。なくても、どっちにしろお正月のセールは見たいから行こうよって事で。



私のお目当ては、手袋とマフラーとショールとバッグ。全部、着物に合わせて使いたい物です。

普段着として着てみよう…と考えると、着物って温度調整が意外と難しい。襦袢と着物と重ねて着るから夏は暑いし、襟元や袖口が結構開いてるので冬は寒い。着物生活してる人が書いた本をいくつか読んでみると、対策が見えてきました。

まず夏は、これはもう『涼しい素材を着る』に尽きるようです。あと『着る時だけクーラーをガンガンに効かせた部屋で汗をかかないように着れば、着てしまえば意外と大丈夫』なんだって。汗をキチンと取ってくれる綿の肌着とかを着て、汗のしみができないようにって事だけ気をつければ案外平気みたい。まぁ家で洗える着物なら、汗かいたっていいんだけどね。


で、問題は冬。中に重ね着するんだけど、うっかり袖の長いババシャツなんか着ちゃうと、ちょっと腕を上げた弾みに袖口からババシャツが!なんて事態になってしまうので(笑)着るなら五分袖ぐらいの長さのものを。そうすると肘から先が寒いので、家の中で過ごす時はアームウォーマー、出かける時はロング手袋が便利なようです。

首周り(っていうかうなじ)も結構寒いんだけど、これは本当に毎日のように着物を着る人は、家で過ごす時はハイネックのインナーを着たりするんだそうです。昭和のドラマとかで、男の人が着物の下にハイネック着てるの見た事あるなぁ。でもこれは家の中でしかできないと思うので、外出時はマフラーとかですね。

あと下半身は、イメージとしては足首までのロングスカートをはいてるような感じなわけですよ。足袋を履くのでタイツは履けないから、足首とかふくらはぎぐらいまでのレギンスとかがちょうどいいんじゃないか?草履なのでつま先が冷えそうだけど、これは冬用のあったか素材の足袋を履くと大分いいらしいです。着物屋の店員さんの話だと、水着みたいな素材のすぐ洗えてすぐ渇くっていう足袋があるので、それとあったか足袋を重ね履きしたら草履でも全然寒くないんだって。

ちなみに反則技だけど(笑)雪国なので普段の外出時はボアのブーツを履いてまーす♪…という人の写真をネットで見た事あります。それはそれで雪ん子みたいでかわいかったけど、さすがにそれは私はできないな(^^;


んで、改まったお出かけの時は埃よけも兼ねて着物用の上着(羽織とか道行とかいいます)を着るべきなんだけど、ちょっと買い物〜とかお友達とランチ〜とかそういう時には、大き目のショールを羽織れば充分。バッグも別に着物用のちゃんとした奴じゃなくて、手で持つタイプの金具が少ないものなら何でもアリ。(着物でショルダーバッグは考えるまでもなく無理だし、金具が多いと生地や刺繍に引っかかってほつれたり、糸が出ちゃったりするので)



……というわけで、最初に書いた『手袋・マフラー・ショール・バッグ』が欲しいなと。


手袋は、黒の上品なのを見つけたので購入。といっても普通に手首までのやつなんだけどね。どっちにしても1つ欲しいとは思ってたから、まぁいいか。マフラーは、ちょっと巻いて留める程度のフェイクファーのかわいいのがあったんだけど、一応他でも見てみよう…と保留。

うろうろしていたら、あるお店でかわいいポンチョを発見。ポンチョというか、上からかぶるのではなく前ボタンで普通に羽織るんだけど、袖がないんですね。あ、だからポンチョというよりケープとか言うべきなのか?内側は毛布みたいなもこもこで、表はニット素材。しかも襟周りが結構詰まってるので、これならマフラーいらないわ。オフホワイトと黒の2色あったのでどっちも羽織ってみて、オフホワイトに決定。ちょっとかわいすぎるかな〜と思ったけど、黒だと地味すぎたんだよね。


バッグは、茶系と白で迷って白。私は茶系の方がいいと思ったんだけど、母と妹がそろって強力に
「絶対こっちの白の方が着物には合うと思う!」
と主張したので、信じてみます(笑)



結果的には、半額券が使えたのは手袋のみでした。でもその他もセールにはなってたからまぁいいか〜。ケープを買ったお店で、一応…と思って聞いてみたら案の定
「すみません、他にも結構聞かれるお客様多いんですけど、テナントでは使えないんです〜」
という答え。だろうなとは思ってたので特にガッカリって事もなかったんですが、店員さんが
「というか、お客様に“使える?”って聞かれて初めて、私達はそのクーポンの存在を知ったんです」
と言ったのにはビックリしました。

いや、そりゃぁ確かに使えるのは直営店部分のみってなってるんだから、該当店舗の店員さん達がちゃんとわかってればいい事ではあるんだけど、気付かずにテナントのお店で出しちゃうお客さんって絶対出るでしょ?半額だからと思って商品選んで、いざレジで券を出して
「使えません」
って言われたら怒るお客さんも出るんじゃないの?そんなの簡単に想像つくのに、テナントの店員さん達にはその半額券の存在すら伝わってないってまずくない?

この前着物を買った店でも、最初は
「なんですか?これ」
って言われたんだよね。よーく見てから
「あ〜、これは“直営店のみ”って書いてあるから、うちはテナントなんで該当しないと思います」
って言われたんだよ。同じショッピングモールに入ってるっつっても別々の店だから、横の繋がりってあまりないんだろうなとは思います。でも母体であるショッピングモールでやってるイベントなんだから、全然伝わってないってのはさすがにどうかと思うなぁ。



これ、もし今後もやるんなら、半額まで行かずとも2割引ぐらいでいいから、テナントさんでも使える割引券の方がいいな〜(笑)


 < 過去  INDEX  未来 >


咲良 [MAIL]

My追加