2009年02月04日(水) |
『御霊前』が一番無難だと思うんだけど…。 |
Kinki kidsの堂本光一君が出てるカップシチューのCM、ご存知ですか?
お湯をそ〜そいで混ぜれ〜ば♪ 優しい気持〜ちにすぐなれる〜♪
って歌ってる奴です。(あ、光一君が歌ってるわけではないですが)
私、あれをかなり最近まで
『お湯をそ〜そいで待てれ〜ば♪』
だと思ってました。
確かに、お湯を入れて混ぜて3分ぐらい待たなきゃいけないんだけど、わざわざCMで言うほど3分が待てない人が多いのか?と本気で思ってました。
いや、確かにカップラーメンの3分が待てないって人はいますけどね(苦笑)
話は変わりますが、お通夜やお葬式に行く時の香典袋の表書きって、『御香典』とか『御霊前』が一般的ですよね?あ、仏式の場合です。(キリスト式だと、御霊前でもいいけど『お花代』とかも使われるんだよね、確か)
次郎君の仕事関係の後輩のお祖母さんが亡くなったんですよ。で、よく仕事を手伝ってもらってる人だからお通夜と、可能ならやっぱりお葬式にも行った方がいいんじゃない?なんて話してて、次郎君が香典袋の表を書こうとして 「御仏前、でいいんだよな?」 って言ったんです。
私もそこまで詳しいわけじゃないけど、お通夜やお葬式の時は『御香典』か『御霊前』で、『御仏前』と書くのは四十九日が過ぎてからだと何かで見た覚えがあるんですよ。
仏教の場合、なんですけど、人は亡くなってからもしばらくはこの辺をうろうろしてて、四十九日経ってからようやくあちらの世界に行く。それがいわゆる“成仏する”(=仏様になる)という事だから、『御仏前』はあくまでも亡くなった人が仏様になってから法事の時とかに使う言葉。お通夜やお葬式では『御霊前』や『御香典』が一般的……と思ってたんですが。違うの?
まさか、次郎君は今までお通夜の時にも『御仏前』って書いてたのか!?とちょっと不安になりましたが、自分の知識に絶対という確信が持てないので(誰かに聞いたとかどっかで読んだとか、記憶があやふやなんですよ)バシッと言えませんでした。いや、それでもとにかく『御仏前』と書くのは止めましたが。
で、ネットで調べてみたら、その 『亡くなった人が仏様になってから』 という事は見つけられなかったんだけど、確かに 『四十九日を過ぎたら“御仏前”』 という記述はありました。ほら、やっぱそうじゃん!…と思ったら 『但し、浄土真宗の場合に限っては、人は死んだらすぐ仏になると考えられてるので、お通夜やお葬式に“御仏前”でよい』 って書いてある………参列する時にまずその式が何の宗派なのかを調べなきゃいけないんでしょーか。
|