さてさて、今期のドラマの初回をようやく全部見終わりましたので、恒例のドラマチェックいきましょうかね♪（いま、“こうれいの”って変換したら一番最初に“高齢の”って出てきた・・・・・）

あ、もう２回目が放送されてるのもあるけどまだほとんど見てません。なので、このレビューは初回を見た時点での記録。


まずは『見る』編。


『薔薇のない花屋』
これは・・・・・始まる前は、男やもめ（表現が古い・笑）の花屋さんと盲目の美しい女性とのラブストーリーになるのかと思ってたんですが、ちょっと違うみたいですねぇ。竹内結子はどうやら目が見えない人のフリをしてるようだし、しかもそれがどこぞの院長先生の指図で・・・？とちょっとミステリアスな感じじゃないですか。

正直言うと、俳優としての慎吾ちゃんはあまり好きじゃないんだけど、気になるので見てしまいそうです。子役がかわいい。


『あしたの、喜多善男』
なんか不思議なテンションのドラマですね。元妻役の小西真奈美さんもなんか裏のありそうな役だし、怪しげな人はわらわら出てくるし。展開がまったく読めないので楽しみです。


『斉藤さん』
斉藤さん（観月ありさ）の言う事があまりに正しすぎて時々耳が痛いんですが（苦笑）でも正しいと思う反面、三上さん（高島礼子）のように「周囲とうまくやっていくためには正しい事だけじゃダメなのよ」という意見もわかる。ん〜・・・・・でもやっぱり、悪い事に悪いときちんと言えるっていうのは憧れますね。

ゴミ捨て場にペットボトルを投げ捨てていく女子高生をその場では見過ごしておいて、あとで子供に
「あぁいう事はしちゃダメなのよ」
と言うよりも、子供の目の前でそれは良くない事だと女子高生を注意して見せる方が説得力はある（このシーンに子供はいなかったけど）。

でも『水清ければ魚住まず』とも言うしな〜。加減が難しいとこなんだろうけど、若葉（ミムラ）がどう変わっていくのかが見所なんでしょうね。


『交渉人』
なんで玲子（米倉涼子）はあんなに嫌われまくりなのかがイマイチ不思議なんですが（--；　同じ課のメンバーに嫌われ、他の女子警官にも嫌われ、妹にもあまり好かれてない（その妹は玲子宅に転がり込んでるのに）。何もそこまで冷遇されなくてもいいだろう？ってぐらいの孤立無援ぶり。何かの伏線か？

でもテーマ的には好きなジャンルだし（こういう心理戦みたいなの大好き）、過去の松本清張作品で女優・米倉涼子も好きなので、楽しみに見たいと思います。

・・・できれば、もうちょっと全体的に画面が明るい方が見やすくてありがたいんだけど。


『だいすき！』
香里奈さんが知的障がい者を演じるという事で楽しみなような心配なような・・・と思ってたドラマ。

障がい者が出産・育児をするという時点で充分に難しいテーマなので、どうなる事かと思ってたんですが、意外と・・・って言ったら失礼かもしれないけど上手だった。香里奈さんって今まではおしゃれで美人で、みたいな役が多かったと思うんだけど、このドラマが成功すれば女優としてもいいステップアップになるんじゃないかな〜。

もちろん、実際の知的障がい者はあんなんじゃないという人もいるだろうけど、一口に『障がい者』と言っても本当に千差万別。一概に、あの演技が間違ってるとかおかしいとかは言えないと思うんだ。少なくとも私的には、今までの香里奈さんのイメージを覆してちゃんと『柚子』になれてると感じました。

多分、同じ事を考えた人って多いと思うんだけど・・・・・知的障がいがあっても、子供の作り方はわかるんだな、って。それは下世話な意味ではなくて、本当にシンプルにそう思いました。それだけ、セックスという行為は知識とかじゃなくて本能的な事なんだろうな、って。快楽のためじゃなくて、純粋にお互いを慈しむ触れ合いだったんだろうなーと思いました。これは欠かさず見たいドラマです。


『四姉妹探偵団』
これね〜・・・・赤川次郎の原作を読んだ事があるんだけど、原作では三姉妹だったのになんで１人増えてるんでしょう？別にどうしても必要な役ではないと思うんだけど。

ついでに、ドラマでは四女で主役（であるらしい）“夕里子”は確か原作では長女じゃなかったっけ。ドラマで加藤夏希演じる次女の“綾子”のあのぽや〜んとした役立たず天然なキャラは夕里子のもので、綾子は原作ではもうちょっとしっかり者で探偵役、三女の珠美（市川結衣）だけはドラマと同じでお金に細かいちゃっかり者。ドラマと原作とで、“夕里子”と“綾子”のキャラと役どころが逆なんですよ。なんの必要性があって四姉妹になったのかが腑に落ちない。

まぁ一話完結みたいなので、気楽に見れそうです。室井滋出てるしね。


『未来講師めぐる』
満腹になるとその人の２０年後が見える、という設定がくだらなくていい（笑）さすがクドカンだな〜って感じのコメディですね。深キョンがかわいいです。



『１ポンドの福音』
これは・・・・原作は読んだ事ないけど、もうかなり昔の作品だよね？なんでそれが今になってドラマ化なのかが不思議なんですけど。

でもまぁ亀梨君の根性ナシぶりがちょっとかわいかったのと、シスターアンジェラ（黒木メイサ）の気の強い所が気に入ったので、余裕があれば見てみようかな〜。小林聡美さんともたいまさこさん出てるし。このコンビすっげぇ好きなんだよね。本当は室井滋も合わせてトリオで好きなんだけど・・・・・要するに『やっぱり猫が好き』が好きなのだ（苦笑）


『佐々木夫妻の仁義なき戦い』
吾郎ちゃんはともかく、小雪さんがこんなにコメディにはまるとは思わなかったな。ただのドタバタじゃなくて、ちゃんと仕事も描かれてて弁護士ドラマっぽくできてる所がいいと思います。

お互いに自分にない部分に惹かれて・・・でも結婚してみたらその“自分と違う所”が目に付いてイライラする〜！という気持ちは、既婚者なら誰でも多少は心当たりがあるのではないかと（苦笑）最終的には離婚しちゃうのかな？してもしなくても、楽しくて爽快な結末になりそうなので楽しみです。




んで、次は『見ない』編。

『ハチミツとクローバー』
最初の１０分ぐらいで挫折しました・・・・男子３人がカレーを食おうとしたらそこにそのカレーを盛りつけた皿の作者である女子が来て・・・のあたりでもうアウト。どうやら、こういうさわやか学園生活物は心惹かれないお年頃になったようです（素直に年を取ったと言え）


『貧乏男子（ボンビーメン）』
ちょっと気にはなったんだけど、裏の『喜多善男』が先に始まって、そっちがおもしろそうだったので自動的に落選。まぁもともと小栗旬そんなに好きでもないし。


『鹿男あをによし』
これも気にはなったんだけど、『だいすき！』の裏なんだよね。残念。


『エジソンの母』
伊東美咲さんも谷原章介さんも好きなんだけど、子供がわらわら出てくるドラマ苦手なのです。保育園とか幼稚園ぐらいまでならともかく、クソ生意気な小学生が出てくるとなるともう無理。見てると大人気なくイラついてしまいそうなので、最初からパス。


こんなとこかなー。抜けてる奴ないか？今回は見たいものが結構多くて大変そうです。欠かしたくないのは『交渉人』と『だいすき！』ですね。見続けるのが大変だったら『四姉妹』か『１ポンド』あたり、もしかしたら『めぐる』も途中で脱落するかも〜・・・って感じか。


あ、ついでに。

前クールの『働きマン』は結局挫折しました。録画して見れないまま年末年始の特番の時期になり、そのまま新ドラマが始まってしまった・・・・もうこうなると新ドラマで手一杯なので多分見れないな、ってわけでＨＤＤから消しちゃいました。

子供に合わせた生活してるとなかなか落ち着いて見れないんで、録画して後で見るんだけど、それでもどうしてもこれは見たい！と思えば何とかしてリアルタイムで時間作ったり、録画して睡眠時間１時間だけ削って見たりとかするんだよね（前クールは『ガリレオ』とかそうだった）。そうやってると必然的に、これはまぁいいか〜・・・って程度の奴はどんどん後回しになって、最終的に
「もういっか」
ってなっちゃう。時間がないので、本当に見たいものだけをシビアに選んじゃう。多分今回もそうやって挫折するのが１〜２本はあると思います。まぁ仕方ないよね〜。