2007年09月21日(金) |
爆弾を落とすのはいつも同じ人。 |
ちょっとご無沙汰してしまいました。来月の組織改編に向けて、仕事が立て込んでおりまして・・・。
さて、今日は組合の女性委員会で福岡の本社に行ってまいりました。
・・・・・とか言いつつ、福岡に着くなりとんでもないミスをする私。今日の会場は本社が所有する研修施設だったんだけど、ぼ〜っと何も考えずに移動してて本社に行ってしまいそうになりました(**;ちなみに、研修施設と本社は、博多駅を挟んで真逆の場所にあります。
本社の最寄バス停で降りた所で気付き、慌てて引き返す。逆方向のバスに乗って博多駅まで戻り、降りたその場からタクシーに乗りましたよ。だって、正しいバスに乗るためのバス停はバスターミナルの端っこの方にあるので、そこまで歩く時間がもったいなかったのと、バスで行ったら降りたバス停から5分以上歩かなきゃいけないので、そんな事してたら遅刻するわ!というわけで。
タクシーの運転手さんがそっち方面の地理に明るくない人だったようで一瞬どうなる事かと思いましたが、信号待ちの間に2人で地図を確認した結果、無事時間を守って到着できました。あー良かった。
会議そのものは、議題に添って意見も活発に出てなかなか盛り上がったんですが、大変な事になったのは終了間際の意見交換タイムの事でした。
他県の支社にいるおばさんが、妙な事を言い出したんですよ。 「こうやって運営委員会の時と、レディースセミナー(年に1回、社外の講師を招いていろんなテーマで講演会や講習会をする)の時ぐらいしか女子が集まる事はなくて、正直言って普段は女性委員会の存在そのものが頭にない。もっと何か、集まらなくても各県の支社で、女性委員会の存在感を感じられるような取り組みや行事はできないか」
・・・・え、え〜っと・・・・・
仰る意味は判るのですが、具体的に何をしたいのかがさっぱり判りません。
困ったのは役員の人達も同じだったようで、 「例えば、どんな事ですか?」 と逆に聞き返してみたら 「いや、それは具体的には浮かばないんだけど」 って、そんな適当な事言われても!
言ってる意味は判るんですよ。確かに、集まる機会は年に2回しかないから、それ以外の時ってそんなに存在感がないんですよね、女性委員会って言われても。でも、それって何かまずいの?というのが私の正直な感想。
だって、別に女性委員会に限らず、普通の組合員の人だってそれは同じだと思うよ?日頃から 「自分は組合員だ!」 「自分は青年委員会のメンバーだ!」 って常に思いながら仕事してる人の方が少ないと思う。そんな風に思うのって、役員の人ぐらいじゃない?
普段は特別な事はしなくても、そういう組織がちゃんとあって、職員(組合員)に何かあった時は力になってくれるスタンバイができてるって事が大事なんじゃないの?
役員の人達も困っちゃって。だって年に何回も集まるのは大変だから各県で何かできること、って言われても・・・・・具体的にどんな活動を思い浮かべてるのか。今でも、ボランティアとしての古切手の収集をしてるんです。会社に届いた郵便物の切手を各県で集めておいて、年に1回福岡に全部集めてボランティア団体に持って行くと、その総量に応じて車椅子とか福祉カーの購入費用の一部とか、福祉関係の寄付として活かしてくれるんですよ。
そういう活動を増やしてみる?と言っても 「いや、そういう事じゃなくて」 って、だからどういう事をしたいのかって聞いてるんじゃん!というような答えしか返ってこない。
季刊で発行してる女性委員会の広報誌に投稿でもする?とかいろいろ思いつく事をいろんな人が言ってるうちに、とんでもない意見が出てきました。
「役員が(在任期間が)長すぎるのもちょっと良くないんじゃない?何年も役員が同じだから、活動もマンネリ化しちゃってるのかもよ?」
この意見が出た瞬間、役員の顔が固まりました。
そりゃそうでしょう。だって、誰だって好きで何年も役員を続けてるわけじゃないんですよ。組合の役員なんて、時間外の雑用は増えるし、組合行事のために休暇を取らなきゃいけないし、系列企業の組合との付き合いもあるから休日もその活動でつぶされたりするし、いろんな研修や会議に参加しなきゃいけなかったりするし、本当に大変なんだよ?
でも、本社も組合本部も福岡にある以上、委員長はできれば福岡の人がいい。他の役員も、福岡に近い人の方がちょっとした打ち合わせなんかがしやすくていい(でも役員が全部福岡の人だとやっぱり良くないだろうからと、必ず1人は他県の人が入るようにしてある)。そして、仕事以外で時間を取られる事が多くなるから、小さい子供がいる人は難しいだろう。子供がいなかったり、もう育ち上がってる人でも旦那さんの理解と協力がないと厳しい。そういういろいろな条件を加味すると、役員をやってくれませんか?って頼める人がまず限られてくるし、頼んだからって引き受けてもらえるとは限らない。
そうなると、しょうがない、このメンバーでもう1年頑張ろうか、って事になったりするわけで。そりゃぁ本当にそういう仕事が嫌いだったらそもそも引き受けないだろうから、本当に嫌々やってるわけじゃないのかもしれないけど、それでも、そんな大変な仕事を何年も連続で好き好んでやりたい人なんているわけないじゃないか。
そんな状況で 「役員が変わらないから活動がマンネリ化してる」 だなんて、よくまぁそんな失礼な事が言えたもんですよ。だったらアナタがやってみたら!?って誰もが思ったはず。
っていうか、実際に本社勤務の女性が言いましたからね。 「役員をやってくれてるって事に感謝こそすれ、そういう言い方は失礼なんじゃない?だったら山上さんがやってみたらいいじゃないですか」
・・・・・はい、すいません。問題の台詞を吐いたの、よりによって熊本のお局・山上さんです(泣)
やってみろ、と言われて少し焦ったのか 「批判してるわけじゃなくて、大変だろうから輪番制とか任期を決めるとかした方がいいんじゃない?って言いたかったの。私がそう思ったっていうんじゃなくて、そういう意見の人もいるから私は代弁しただけ!」 と軽くキレ気味に言い放つ山上さん。
そういう意見の人もいる、って・・・・さっき 「他に活動できる事はないか」 って言い出した困ったおばさんと、若手の女の子を苛め抜いて退職させた事がある曲者のおばさん、山上さんと並んで座ってるそのお2人の事ですか?
大体いつも、この3人が余計な事を言い出して会議の雰囲気をピリピリさせるんだよね(苦笑)
まぁゴタゴタした挙句会議は終わったんですが、帰り際、委員長さんに思わず謝っちゃいましたよ。 「すいません、山上さんが妙な事言っちゃって・・・」 と言うと、委員長さんに 「いいよいいよ、咲良ちゃんが謝る事じゃないから。・・・・それより、私ら(ムカついたのが)顔に出てなかった?」 と声を潜めて尋ねられて、一緒にいた本社の若手ののんちゃんと2人で思わず苦笑い。
「大丈夫です。出てなかったです。・・・あ、でも八重ちゃん(一番若手の23歳の副委員長)は眉間にしわが寄ってましたけど(笑)」 「あはは(^^; 八重ちゃんには言っとくわ」 「でもぶっちゃけ、多分あの時は誰もが思いましたよ。“じゃぁアナタがやってみなさいよ”って」 「ん〜・・・まぁ私達がそう言うわけにもいかないから、○○さんが言ってくれてちょっとスッキリしたかな」 本っっ当にすみません・・・・(泣)
とりあえず会議が無事終わった後は、久々に会ったのんちゃんとお茶する事にしました。7つぐらい年下なんだけど、なんとなくウマが合って仲良くしてます。彼女はなぜか私の事を「ねぇやん」と呼ぶ。・・・・・最初の頃に『姐さん』(姉さん、ではない。メールでわざわざ“姐さん”と書いて寄越したのだ)と呼ばれてたのよりはマシか?(笑)
のんちゃんが駅まで車で来てたので、それで移動。コーヒーの専門店でお茶して、それからカラオケでも行こうか♪なんて言ってたのですが、そこでしゃべり倒しているうちに気がついたら2時間経過。夕飯の時間になっちゃったよ(^^;
夕飯食べながらさらに延々とおしゃべりは続き、実に楽しく過ごしました。可能ならそこから更にカラオケに行きたいぐらいだったんだけど、さすがにあまり遅くなるのもうちが心配なので・・・というわけで、残念ながら9時にはお開き。駅まで送ってもらって別れました。
9時半過ぎのJRに乗って、熊本に着いたのは11時ちょっと過ぎ。さすがにもうユウは寝てるよね・・・・じゃぁちょっとなら大丈夫かな?と本屋に寄り道。新刊をチェックしてたら、次郎君から電話がかかってきましたよ。
時刻はすでに11時半近く。この時間に電話がかかってくるって事は〜とちょっと嫌な予感もしつつ出てみたら・・・・ 「もしもし?」 「あ、俺。今どこ?」 言葉少なに尋ねる次郎君の後ろで、ユウがギャン泣きしてる声が聞えました・・・・(苦笑) 「ごめん、もう熊本には着いてるから急いで帰るね」 ちょっと気になってた本もあったのですが、中身をチェックする余裕もなく撤収です(^^;
急いで帰宅したら、目と鼻を真っ赤にしたユウが出迎えてくれました。ごめん、まさかまだ寝てないとは思わなかったよ。
次郎君の話だと、義両親が夕飯の差し入れ&子守をしに来てくれて遊んでもらって、途中まではご機嫌だったんだそうです。でも眠くなったみたいだな〜と部屋を暗くして寝かし付けにかかったら、私がいない事に気付いたらしく 「ママ、ママ」 と言いながらぐずり出し、これでどうだ!とおやすみドライブに連れ出してみたものの惨敗(笑)
実家に預けた時とかは、うちの両親に抱っこされてすんなり寝るみたいなんだけどねぇ・・・と思ったのですが、やっぱり自分の家だと騙されないのかな?
まぁなんにしても、早めに帰ってきて良かったわ。ご飯の後にカラオケとか行ってたら、下手したら電話がかかってきた時点でまだ福岡にいた可能性もある。それはさすがに申し訳ない(^^; じゃぁ急いで帰るわってわけにもいかないしね。
久々にのんちゃんともいろいろおしゃべりできて楽しかったです。今度は熊本に遊びに来て欲しいな(^^)
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