2007年06月26日(火) |
使えない人ってのはいつまで経っても使えない。 |
前にも何度か日記に書いてますが、うちの会社には時短勤務制度があります。今までずっとうろ覚えで書いてたから書いてる度に内容が違うんだけど(笑)正確には 『3歳未満の子を養育する者は、1日1時間〜2時間の勤務時間の短縮を申請することができる』 という規定。
育児休暇から職場復帰するに当たって、この申請をするつもりだったんです。それは事前に挨拶に来た時にも言ってあって。でも、復帰と同時にパートさんの配置異動の予定があって、それに伴って私の業務内容も少し変わるはずだったので、所長と相談して申請を待ってたんですよ。社員の権利として当然申請していいんだけど、そのせいで仕事に支障をきたすわけにはいかないじゃないですか。なので、復帰してしばらく様子を見て、短縮した勤務時間でも問題なく仕事をこなせるようであれば申請しよう、という事で。
で、実際に復帰してみて、これなら多分大丈夫だろうという事になったので、所長の了解を得て社内システムで時短勤務の申請をしました。
本社の労務に聞いたら、『1日1時間〜2時間』の使い方は自由なんだそうです。朝夕30分ずつ短縮で1日1時間でも良いし、朝夕1時間ずつで1日2時間でも、朝のみ1時間出勤を遅らせるとか、夕方だけ2時間早く退勤するとか、最初の申請時に自分で好きなように決められるんだって。
もちろん、時短にするとその分の給与はカットになります。本社の人にいろいろ聞いた結果、1日2時間短縮するとかなりの給与カットになってしまうので、朝夕30分ずつで1日1時間の時短を申請しました。これが通れば、朝は今より30分遅くて良いし、夕方は今より30分早く帰れる。それはすごくありがたい。
ところが。
また山上さん(総務のお局さん。50代後半)がわけのわからない事を言い出しましたよ・・・・・。
お昼休み、昼食を食べながら話していたら、急に 「あ、そうそう、咲良さんが申請した時短勤務ね、あれって30分ずつっていうのは1歳未満の子供がいる人しか申請できないのよ」 ・・・・・・・は? 「それ以上の人は、1時間か2時間の単位でしか時短できないの」 「・・・・朝夕30分ずつであわせて1日1時間ですけど」 「うん、私も部長(総務部長)にそう言ってるんだけどね、とにかく規定では30分ずつの申請は1歳未満の子供がいる人しかできないってなってて」
思わず 「そんなはずないですよ!私、申請する前に規定の内容かなり確認しましたよ!?本社の○○さん(労務の人)にも、朝夕30分ずつで問題ないって言われましたし」 と言ったら、 「私もねぇ、咲良さんの事だからちゃんと規定も勉強して申請してるだろうとは思ったんだけど、でも規定にそう書いてあるのよ〜。とりあえず、今部長と相談してるから、申請が通るまでちょっと待っててね」
・・・・・・嘘でしょ?
どうしても納得いかなかったので、午後になって自分で社内規定を確認してみました。そしたら。
時短勤務とは別の条項でこんな1文が。 『1歳未満の子を養育するものには、勤務時間内で2回、それぞれ30分ずつの育児休憩を与えるものとする』
・・・・・・これってつまり、1年間の育児休暇を取らずに復帰した人に対して、授乳とか搾乳とかのために特別な休憩時間をあげますよ、って規定です。これとごっちゃになってるんじゃないか?
念のため本社に確認してみたら、朝夕30分ずつで計1時間の時短勤務の申請にはもちろん何の問題もないし、育児休憩に関しては、私は子供が満1歳になってから復帰してるから完全に対象外。どうやら、総務が勝手に勘違いして話をややこしくして、申請が途中で止まってるだけじゃないか?という結論になりました。
しかも、本社の人は 「え?俺が熊本の総務から聞かれたのは、“最初に1日1時間って申請しておいて、日によってそれが2時間になったりしても大丈夫か”って事は聞かれたけど」
いや、私そんな事一言も言ってないし。
っつーか仮にそんな事態になったとしても、最初に1日1時間って申請してるのなら、そこで“今日だけ2時間時短にしてくれ”なんてワガママ言いませんよ!?素直に1時間早退するとか半日有給扱いとかにするよ。
私がそう言うと、本社の人も 「だよねぇ、咲良さんがそんなヘンな事言うはずないと思ってたんだ」 と苦笑い。
しばらくして山上さんが別件で私の所に来たので、話したんですが 「さっきの話って、育児休憩とごっちゃになってませんか?あれは、育休を1年取らずに復帰した人のための規定だから、私は対象外なんですけど」 と言ったら 「え?・・あ、あぁそうね、そうよね。だから、咲良さんがそれとごっちゃになって申請してるんじゃないかと思って」
待てコラ。さっきと言ってる事違うじゃねぇか。
かなりイライラしつつも、とりあえず表向きは笑顔で 「大丈夫ですよ〜。そんな初歩的な間違いしませんよ〜。ちゃんと本社にも教えてもらって申請したんですから〜」 と言うと、 「え、本社と話したの?私達が質問した事については、まだなんの回答もないんだけど」 とちょっと気分を害した様子。
いや、そりゃ支社の総務を飛ばしていきなり本社に聞くのが越権行為だって事はわかりますよ。本来なら、支社総務に聞いて、そこでわからない事は総務が本社に聞くってのがスジなんですよね。
ぶっちゃけ、てめぇらが役に立たねぇからこうなってるんじゃねぇか、と思った事はまぁ心の中に留めておいて。
ただまぁ細かい事を言うなら、本当は時短勤務の申請って、育休復帰の1ヶ月前までにしておかなきゃいけないんですよ。でも私の場合は、パートさんの異動や業務内容の変更もあったので、所長と相談の上で申請を見合わせてたわけです。それについても、本社の人は 「業務上その方がいいと所長が判断しての事ですから、それは問題ないですよ。こういう事情で“1ヶ月前”の申請はできませんでしたって事を所長の名前で簡単にまとめてもらって、それを添付して申請してくれれば、1ヵ月後じゃなくても申請を承認しますから、心配しなくていいですよ」 って言ってくれたの。それも、山上さん的には 「支社総務を通さずに直接咲良さんに言うなんて・・・」 とお気に召さなかったらしい。
だからてめぇらが役に立たねぇから
本社の人もわかってるんですよ。山上さんが使えない人だって事。山上さんを通すぐらいなら、咲良に直接説明した方が話も早いし無駄がないって事。なんで自分でそれに気がつかないかなぁ。
まぁ気付くような人だったら、そんな“使えない人”のまま定年間近までこないよね。
結局、一度私が申請したものは取り消して、申請が遅れた事情を所長名で文書にまとめたものを添付して、再申請する事になりました。所長が 「総務も、わからないなら素直に本社に聞けばいいのに、自分達だけで判断しようとするから結局間違えるもんなぁ」 と腹立たしそうに言うので 「山上さんって結構なんでもそうなんですよね。人に聞きたがらないって言うか・・・・まずは自分で調べてみようというその心意気はいいと思うんですけど・・・」 と言ったら 「でもそれが全部間違ってるじゃん、あの人。毎回そうなんだから、最初から素直に本社に聞けばいいんだよ。時短なんてそう何人も使ってないから詳しくなくて当たり前なのに、知らないとかわからないって言いたくないもんだから自分だけで判断しようとして、で、結局間違うんだよ。いい迷惑なんだよなぁ。咲良さんも、早く時短勤務にしたいよねぇ。時間かかっちゃって悪いねぇ」 と言われてしまいました。
いや〜私はもう時短勤務にしてもらうだけでありがたいので、今さら多少手続きが遅れたぐらいで文句は言いません・・・・表向きは、ね(笑)
もうキリのいい所で、来月からとかにしようかと思ってます。時短できるだけありがたいんだしね〜。
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