金色の夢を、ずっと見てる

2006年10月02日(月) 素材の味を活かせる腕前を目指す。

実は、3週間ほど前から次郎君がタバコを止めてます。

別にそれは節約のためとか、子供が出来たからとかではなくて、ただ単に体が受け付けなくなったから、らしいんですけどね。だから『禁煙した』じゃなくて『タバコを止めてる』なのです。禁煙って言うと、本当は吸いたいんだけど意志の力で止めてるって感じじゃない?


ちょっと前から、タバコを吸ってもおいしいと感じなくなってたそうなんですね。仕事の合間とかPCで書類作る時とか、半ば無意識にタバコに火をつけるんだけど、2〜3口で気持ち悪くなって消しちゃう・・・って状態がしばらく続いてたんだって。で、だったらもう止めちゃおうかなって。


私が妊娠して以降、『タバコはPC部屋か縁側で窓を開けて、または外で』って事になってたので、次郎君がタバコを止めたって事にしばらく気付かなかったんですよ、私。ある日ふと気付いたらPC部屋の灰皿が空になって隅に重ねてあって、
「おや?」
と思った数日後に、会話の流れで
「いや、俺、2〜3日前からタバコ止めてる」
と言われてあぁそういえば、と。

本当は吸いたいのに無理してるわけじゃなくて、本当においしいと感じなくなっての事なので、別に辛くもないようだし、このまますんなり止められそうな雰囲気です。


で。


次郎君いわく
「タバコを止めたせいか、味覚がちょっと変わってきたような気がする」
んだそうです。

具体的に言うと、料理の微妙な味がわかるようになってきた(ような気がする)と。
「お前がよく言ってたじゃない。『なんで、ちゃんと味が付いてるのにそこにさらに醤油とか塩コショウとかかけるの?』って。その意味がわかるような気がする。最近、醤油とかかけなくてもうまい・・・っつーか、かけると辛いとか味が濃くなりすぎるとか思うようになって来た」
だって。


今日は、豚の生姜焼きだったんですね。いつもだったら次郎君は生姜焼きにさらに醤油をかけて食べるんだけど、今日はかけなかったの。しかも
「これ、ご飯のおかずにはちょうどいいけど、おつまみとしてこれだけ食べると結構濃いね」
とまで言われた。これは今までなかった事ですよ。


タバコを止めて、さらに味も今までより薄味でいけるようになった。これは、良い事だぞ。

ついでにお酒も多少減らせればもっといいんだけどなぁ(苦笑)


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咲良 [MAIL]

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