2006年04月19日(水) |
たけのこ使い切り大作戦 |
この前ハウステンボスに行って、チーズを買ってきました。スライスしてバゲットに乗せて焼いた奴を試食させてくれたのがすーごくおいしかったんですよ。パン好きとしては素通りできなくて。
でも、うちにはオーブントースターがない。
どうしようかな~・・・・とちょっと考えたものの、結局フライパンで焼いてみる事にしました。
いつもは、まずフライパンを熱して、油はひかずに弱火にして食パン(冷凍してる奴をそのまま)を乗せる→様子を見てひっくり返しながら両面を焼く、という事をしてるんですね。でもさすがにチーズを乗せてひっくり返すわけにはいかないので(苦笑)、片面焼いたら焼けた面に薄くマーガリンを塗ってスライスしたチーズを乗せて→もう片面を下にしてフライパンに戻し蓋をして焼く、という方法でチャレンジ。
意外とうまくいきましたよ、奥さん。チーズが程よく溶けて、おいしいチーズトーストの出来上がり。ちなみに買ってきたチーズは塊状なので、ピーラーで薄く削って乗せてみました。チーズ専用のスライサーも一緒に売ってあったんだけど、そんな普段使わない物買ってどうする。包丁で切るより薄ーく削れたので、しつこくもならずおいしかったです。
買ったのは、ハウステンボスオリジナルという『チューリップゴーダチーズ』(別にチューリップの何かが入ってるってわけではないらしい。試食したのはこれ)と、クリームチーズ、プレーンチーズの詰め合わせ。全部塊状のもの。試食した奴だけでも良かったんだけど、それだと結構大きい塊でしか売ってなかったんだよね。こんなにあっても食べ切るのに時間かかりそうだな~・・・と思ってたら、それより小さい塊で3種類パックになってるやつがあったので。
で、せっかくなのでほかのチーズも使って何か作らねば。
そんなわけで、今日の夕飯はパスタになりました。別のお店で(これまた試食がおいしかった)生ハムブロックの塩漬けも買ってたんですよ。そこの売り場で 『カルボナーラによく合う』 と書いてあったので、素直にカルボナーラに挑戦です。・・・・初めて作るけど。
たまたまネットで『ヘルシーカルボナーラ』のレシピを見つけてたので、それを参考に作ってみました。生クリームの代わりに牛乳を使って、小麦粉を少し加えてとろみを出すんです。レシピは下記↓。分量は1人分です。
①卵1個、牛乳100cc、小麦粉小さじ2分の1を混ぜておく。 ②クリームチーズをサイコロ状に切っておく。量はお好みで。私は5cm×10cmのチーズを1cmぐらいの厚みに切ったのを2枚使いました。 ③適当な大きさに切った生ハムのブロックを厚手の鍋でよく炒める。 ④火が通ったら①を加え、弱火でかき混ぜながら加熱。塩、塩胡椒、ブラックペッパーなどで好みに味付け。 ⑤とろみが出てきたかなーぐらいのタイミングで切っておいたチーズを投入。 ⑥かき混ぜながらしばらく加熱。 ⑦いわゆる『カルボナーラ』っぽくなってきたら(笑)茹でておいたパスタを加えてからめる。お皿に盛り付けて、彩りに刻みパセリを散らしたら出来上がり♪
ネットのレシピでは、生ハムじゃなくてベーコンを使い、チーズはなしで味付けに顆粒のコンソメを(2人分で小さじ2分の1)入れるって書いてあったんですよ。でもチーズを使う予定だったし、生ハムそのものに結構塩味が付いてそうだったので、コンソメは省きました。塩などの味付けも若干控えめに。卵・牛乳・小麦粉の分量はレシピ通りです。刻みパセリは生の方が色はきれいなんだけど、買っても使い道に困るのでドライパセリで代用(^^;
いやーこれがおいしかった。次郎君も 「もうちょっと塩胡椒が効いてても俺は好きかなー」 とか言いながらもうまいうまいとぺろりと完食。
確か、本当のカルボナーラって牛乳じゃなくて生クリームで、卵も卵黄しか入れないんだよね。でも生クリームって半端に残っても困るし、卵黄だけ使うと卵白の使い道に困っちゃう。(いや、使い道はいろいろあるけどさ。そのためにメニューが限られちゃうってのがね~) なのでこーゆー“普段から家にあるもの”でできちゃうレシピってすごく助かります。
ただこれ、食べる直前に作った方がいいです。材料を見てもらえば判ると思うけど、卵も小麦粉もチーズも、加熱し過ぎたり、作ってから時間が経っちゃうとどんどん固まってきちゃうんですよね。作っておいて食べる直前に和えるんじゃなくて、牛乳とかを混ぜて材料を切っておくぐらいの下準備だけにしておいて、食べる直前に作った方がいいです。生ハム(ベーコン)を炒め始めてから10分もかからずに完成するから、晩酌後の次郎君も全然気にせず待てる調理時間でしたよ。
料理の話ついでに今週のメニューも書いておこう。
先週末、次郎君の実家から筍を大量にもらったんです。お義父さんが掘ってきて、お義母さんが茹でてくれた物。私の実家にも、という事で本当に大量だったので半分あげましたよ。
もらったのが土曜日(ハウステンボスに行く日)だったので、昼の診察の帰りに実家に寄って誰もいなかったので冷蔵庫に勝手に入れてきて(笑)、日曜に帰ってきた日は疲れてて何も作れず。結局、せっかくもらった筍も月曜になってやっと食卓に出ました。
月曜はオーソドックスに煮しめ。筍・里芋・ごぼう天・丸天・ちくわ・人参・鶏肉。こんにゃくとかレンコンとかゴボウが入ってたらいわゆる『筑前煮』って事になるのかな。
いつものように醤油・みりん・酒・砂糖で適当に味付けしたんだけど、たまたま調味料の配合が良かったのか、次郎君絶賛。 「今まで出てきた煮しめの中で今日が一番うまいかも!」 と珍しく褒めちぎりながら、ちょっと作りすぎたかな~と思っていた量を全部食べてしまいました。
褒められたのは嬉しいんだけど・・・・・調味料はいつも適当に目分量で入れてるので、同じ味を再現する自信がない(苦笑)
筍フルコースはあんまりかな~と思ったので、お味噌汁は普通にわかめと豆腐。でも筍のお味噌汁は好きらしいので、あるうちに1回してあげようと思ってます。
昨日(火曜)の夕飯は、これまた初挑戦。『筍と鶏つくねの味噌和え』
地元の新聞に週1回入ってるフリーペーパーがあるんですけど、それに『筍入り鶏つくねと筍のしょうゆ餡かけ』っつーのが載ってたんですよ。で、筍をもらってすぐの時から次郎君が 「味噌和えって作れる?筍の味噌和え大好きなんだけど」 と何度も言ってたので、それを醤油じゃなくて味噌味にアレンジしてみたわけです。レシピは下記↓。
①筍を細かく刻み、鶏ひき肉と混ぜて1口大に丸める。 ②下茹でした筍と一緒に、鶏つくねをだし汁・薄口醤油・酒で煮る。煮えたら火を止めて、そのまま冷ます。(この“煮汁につけたまま冷ます”という過程で、より味が染み込むんですね) ③味噌・砂糖・みりん・酒・②の茹で汁を合わせてお好みの味で合わせ味噌を作っておく。 ④別の鍋で絹さや(またはさやいんげん)を色よく茹でておく。 ⑤食べる直前に、②の茹で汁を捨てて③の合わせ味噌を加えて、温めなおしつつ軽く煮詰めながら和える。 ⑥④の絹さやを加えて軽く味をなじませたら出来上がり。
・・・・・レシピというより、ただの『作り方』ですね(^^; 分量はすべて目分量でやりました(笑) あと、私は絹さやじゃなくて冷凍食品のさやいんげんを使いました。そこはお好みで。
これもおいしかったんだけど、反省点が2つほど。
まず、鶏つくねを作る時に、つい面倒だったので卵とか小麦粉とかのいわゆる“つなぎ”を何も入れなかったんですよ。そしたら若干固くなっちゃいました。やっぱつなぎをちゃんと入れた方が、柔らかくていい感じになります。まぁこのいかにも「肉!」って感じの歯ごたえは次郎君は好きだったようですが。
2つめは・・・・⑤の時に、合わせ味噌だけだと水分が足りなくてすぐ焦げついちゃうんじゃないかな~と思ったので、煮汁を3分の1ほど残したんですね。そしたら、合わせ味噌の段階ではかなりいい味になってたのに、煮汁の薄口醤油が意外と効いて出来上がりがちょっと辛めになっちゃったの。もったいなくても煮汁は潔く全部捨てて、水気が足りないようだったら素直に水を足した方が良かったみたいです。まぁ合わせ味噌にも煮汁は入れてるから、それ自体が結構水っぽくもなってるしね。
あとは白菜とエノキと卵の和風スープに、筍ご飯。筍と油抜きした揚げを入れて、だし汁・薄口醤油・みりんと酒少々を入れて炊き込みご飯。春キャベツにツナを混ぜたサラダにプチトマト(←実家から大量にもらった)。ちなみにこのサラダと筍ご飯は今日まで持ち越し(苦笑)
でも実はまだ残ってるんですよ、筍・・・・・・。明日は筍入りの酢豚と、明日こそ筍のお味噌汁を作ってあげようかな。
・・・・・・・・・・・・・・・なんて思ってた矢先に実家のお母さんからメール。
『今月のゆうパック商品が届いたので取りにおいで。今月は鹿児島黒豚のハンバーグセットだったよ』
ついうっかり次郎君にそのまま話したら 「お、じゃぁ明日はハンバーグだな♪」 となんか嬉しそう・・・・・(--; じゃぁ明日はハンバーグにして、明後日筍入り酢豚とお味噌汁?とか思ったんだけど、そういえば次郎君は金曜日は仕事の人と飲みに行くって言ってなかったっけ?
・・・・・・・・・ハンバーグは冷凍で届いてるはずなので、やはり筍優先でいきましょう。旬の物は旬のうちに味わうのがいいよね。うん。
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