2006年01月07日(土) |
予約した意味がないだろう、それじゃ。 |
昨日の事なんですが。
仕事中、突然支社長が私の所にやってきて言いました。 「そういえば、年末調整の結果はどうなったの?」
・・・・・・・・は?
え、年末調整の結果って・・・・・結局いくら返ってきたのかとかそういう事?だったら先月の給与明細に書いてあったじゃん?と思ったのでそのまま 「先月の明細書に還付金がいくらって載ってましたけど・・・」 と言ったら 「いや、そうじゃなくて。個人個人のもっと詳しく載ってる奴があったでしょ?」
・・・・・えーと、源泉徴収書の事でしょうか。それなら 「先月の給与明細と一緒にクリップで留めてお配りしましたが」 「いや、私はもらってない」
はい!?
そんなはずはない。だって給与明細と源泉徴収書と医療費のお知らせのハガキをちゃんと1人分づつクリップで留めて配ったもん。支社長には私が直接手渡したよ?
総務部長まで巻き込んであーだこーだと話した結果、支社長が言ってたのは源泉徴収書の事ではなくて 「1人1人の還付金や不足額が一覧表になったもの」 だという事は判りましたが・・・・・そんな書類なかったよ?でもいくらそう言っても 「いや、毎年あったはずだ。それを社内で回覧して、全員金額を確認して印鑑を押してから本社に送り返してただろう。その一覧表は?」 としつこく主張する支社長。
だからないっつーの、そんな書類。
本社にまで電話で問い合わせて、今年はもちろん過去にもそんな書類は作った事はないという回答をもらい、それを報告してもまだ 「いや、毎年その一覧表を回覧してたはずだ」 と譲らない。なんかちょっとうんざりしてきちゃって 「いやぁでも毎年源泉徴収書を配布してますけど、私はそういう一覧表は見た事ないですけど」 とか言ってたら、しばらく経ってから支社長がまた来ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・どうやら、前の会社とごっちゃになってたようです。
この支社長、いわゆる『天下り組』なんですよね。うちの会社の親会社っつーか、関連の大手企業を1回定年退職してうちの支社長になった人。で、その以前お勤めだった某大手企業時代と勘違いしてたようです。 「前の会社では毎年そうだったから、年末調整っていうとどうもそのイメージが残ってててね。そうか、ここではやってなかったんだったね」
確かに、年末調整の結果、不足が出た人に関しては、一覧表が作られます。でもその一覧表を基にちゃんと 『あなたはこれだけ税金が不足してました。つきましてはひとまず会社が立て替えて払っておきますので、今月から○ヶ月に渡って、毎月の給与からこれだけの金額づつ天引きで精算しますけどいいですね?』 っていう1人1枚の通達文書が作られて、それを該当者に配布して、了解したら押印してもらって本社へ送り返す事になってるんです。つまり、文書をもらった本人には、自分がどれだけ不足額があったのかって事しか判らない。支社内でその全容を把握してるのは総務だけだし、全社大で把握してるのは本社の総務だけ。
支社長が言ったような『1人1人の還付金や不足額が一覧表になったもの』なんかを回覧したら、誰にいくら返ってきたとか、誰はいくら払わなきゃいけなかったとかが全員に丸判りになるわけでしょ?
・・・・・・・・・・・・・・・個人情報の保護がこれだけ厳しく言われる時代に、そんな事していいわけないだろう。
ちょっと考えたら判りそうな事なのに、なんかまるで私が書類を隠したような言い方までされてさぁ。かなりイヤ〜な気分になりましたよ。新年早々勘弁してくれよ。
まぁそんな話はさておき。(すいません、思い出したらなんかムカついたので書きたかったの ^^;)
今日は4週間ぶりの検診でした。しかしこれがまたえらい大変で。
何が大変って、待ち疲れた。
予約は11時。ちゃんとその時間に行きました。受付に診察券と母子手帳を出して、採尿も済ませて待つ。その時点で、 「なんか今日は人が多いな〜」 とは思ってたのですが、なんとそこから待つこと1時間。
ようやく呼ばれて中へ入り、まずは看護師さんによって血圧と体重測定。それから赤ちゃんの心音を聞きます。そして隣の部屋で助産婦さんとちょっとお話して次の診察日の予約。それが済んで出ようとした時、その助産婦さんが言いました。 「あ、タイツはいてるのね。診察の時に先生が足のむくみも見られるから、脱いでおいた方がいいわよ?」
え、そうなんだ。えーと、でもまだ中待合室(待合室から中に入って、もう1つ診察室に入る前に待つ所があるんだよね)に2人ぐらい待ってる人がいたよ?と思って 「どうせ内診の時に脱ぐから、その時じゃダメですか?」 と言ったら 「ん〜でもここ出たらすぐ内診に呼ばれるでしょ」 と言われ、ついでだからここで脱いで行けと言われたのよ。
ちょっと寒くないかなぁ・・・でもまぁ暖房も効いてるし、足にコートかけとけばちょっとの間なら大丈夫だろう。
と思い、素直にタイツを脱ぐ。う、やっぱりちょっと寒い。中待合室の椅子に座り、膝から下にコートをかけて待つ。
待つ。
・・・・・さらに待つ。
私の前に座ってた2人は、しばらくしたら呼ばれて内診室に入りました。(←この時点で既に30分は経っていた)あ、やっと次は私ね・・・と思っていたら!
なぜか、外の待合室から2人呼ばれ、その人達は私の前を素通りして先に内診室に入っていくじゃないですか!!
え、どういう事!?
動揺しつつも、おとなしく待つ私。さらにもう1人、同じように私の前を素通りしてコチラは診察室に入っていった人も。
なんで?なんで私よりあっちが先にされるの?っていうか、私の順番は?
これはもしかして、っつーかもしかしなくても、私、忘れられてるんじゃないだろうか。もう1人先に通されそうになったら聞いてみようかな。
と思うものの、通り過ぎる看護師さんたちはなんか妙に全員忙しそうで声をかけられる雰囲気じゃない。(そもそも、私の座ってた位置は診察室の入り口より奥の方だったので、主に診察室⇔外待合室の間をうろちょろしてる看護師さんは私の目の前を通らない)
そうこうしてるうちに、足は寒いし風邪でのどは痛くて咳が出て辛いし、でも暖房は妙に効いてて頭はボーっとしてくるしでなんか段々悲しくなってきちゃって、唐突に涙が出てきてしまった。しかもこういう時に限って、いつもならハンカチ代わりに持ち歩いてるハンドタオルもティッシュも忘れてきてるし!
コンタクトにゴミが入ったかのようなフリをしながらこそこそと涙を拭くんだけど、なんせもともと風邪気味なもんだからそのうち鼻水まで出てきちゃって、どう見ても泣き顔になってしまう。
しばらくそうしてたら、さっきから何度か他の人を案内しながらも私の事を気がかりそうに見てた看護師さんが、見かねたのか声をかけてくれた。名前を聞かれたので答えると、一旦診察室に入ってすぐ出てきて 「お待たせしてごめんなさいね、次の順番になってますから、もうちょっとだけ待ってくださいね。大丈夫?」 と言ってくれました。 「はい、大丈夫です」 と答えながらも、あ〜やっぱり多分忘れられてたんだろうな〜とぼんやり思う私。
そういえばさっき、多分次は私ね、というタイミングで外の待合室から呼ばれた患者さん。あの人私と同姓だった。・・・・・・もしかしてあそこで間違われたんだろうか。(かなりよくある姓なんですよ、私)
いつもだったら途中で確認するか、しなくてもこんな風に涙が出ちゃう事なんてないんだけど、今日はやっぱり風邪で心身ともに弱ってたのかなぁ。苦情を言う気力もなくて、結局、中待合室に入ってからトータルでさらに1時間以上待たされました。
まぁそれでもエコーで見た赤ちゃんは元気そうで、ちゃんと大きくなってたし手足が2本づつでそれぞれに指が5本ある事も確認できました。まだ性別は判らないようですが、それも次回また4週間後の診察には判るでしょうとの事。その頃までには胎動も感じられると思いますよ、と。
胎児の体重が大体150gちょっとらしいのですが、それを言った時の先生の例えが 「まぁステーキ1枚分ぐらいですね」 ・・・・・思わず吹き出しましたよ。
最終的に、診察が終わったのは午後2時。病院に滞在した3時間のうち、実に2時間以上はただ待ってただけ。待合室の患者さんは1人だけになってました。どう考えても忘れられてたんだろうな〜。そりゃ待ち疲れもするっつーの。
次郎君に電話したらお昼ご飯は適当に食べたというので、自分用のお弁当と、夜に七草粥を作るための七草セット、あとトイレットペーパーなど細々した日用品の買い物をして帰宅しました。
帰って、買ってきたお弁当(ちなみに、見たらどうしても食べたくなったうな重)を食べながら事の顛末を次郎君に話したら 「・・・・そりゃ間違いなく忘れられてたな」 という身も蓋もないコメントをされ撃沈(苦笑)すっかり疲れたのでそれからちょっとお昼寝して、夕方、次郎君だけを次郎君ちの親戚新年会第二弾に送り出しました。
夜は予定通り七草粥。まだのどが痛いからお粥ってちょうどいいわ〜なんて思ってたのですが、よく考えたらあれって“1年の健康と無病息災を願う縁起物”なわけですよ。・・・・・それって、すでに風邪を引いた状態で食べても効果はあるのか?でもまぁ予想以上においしくできたので、夜中に帰ってきた次郎君にも食べさせようとちょっと残す。自宅で宴会料理を食べてくるんだけど、お粥をちょっとぐらいなら食えるだろ。
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