2004年07月04日(日) |
昔を振り返るのは悪い事じゃない、よね。 |
『好きな人には申し訳ないが』のその2。最近目障りなCM。
あややのスカパーのCMが気に障ってしょうがない。
もともと別にあやや好きじゃないんだよね。『好きじゃないんだけど、確かにかわいいよね』と思う時期と、『かわいいのは認めるけどやっぱり好きじゃないわ』と思う時期があります。大半は後者なんだけど(苦笑)
最初に 『○○さ〜ん!』←佐藤さんだったり中村さんだったり と言ってるのはわかるんだけど、その後が滑舌悪すぎて何言ってんのか全然わかんない。ちょっと前に『食べ茶』だったっけ、午後ティーの新しい奴のCMの時も思ったんだけど、あんなに滑舌悪くて全っっ然商品の宣伝になってないような物でなんでCMディレクター(監督?)がOK出したのか理解に苦しみます。
歌番組とかで普通にしゃべってる時はマトモにしゃべれてると思うんですけどね。でも、自分がかわいいという事をじゅ〜〜〜〜〜ぶんに承知の上でのあの立ち居振る舞いが、心のそこから目障り。
こういう事言うと、 『それは嫉妬心の裏返しだ』 なんてわかったような事言うバカ男が必ずいるんですけど、違うから。
あややといい、井上和香といい、もうちょっと同姓ウケする方法を考えた方がいいんじゃないですか?じゃないと芸能界で生き残っていけないと思うんですけど。
まぁむしろあんまり生き残って欲しくないので、別にどうでもいいんですけどね(苦笑)
ヒマだったので、机の片付けをしました。いるかもしれない・・・・と取ってた物を思い切って処分する。私、いわゆる『捨てられない』人なんですよ。”使うかもしれない”とか”もったいない”とかであれこれ取っておいちゃうの。でもさすがにそれじゃー物が増える一方で・・・・。
あと、”思い出の物”も捨てられない。別に必要じゃないんだけど、なんか懐かしいとか捨て難いとかですぐしまい込んじゃう。
そりゃ散らかるよな(‐‐;
引き出しの中を片付けてたら、何やら分厚いA4サイズの封筒が出てきました。なんだこれ、と思って中を出してみたら・・・・・学生時代に直接やり取りした手紙の束でした。
授業中にこそっと回ってきたり、よそのクラスの友達が授業中に書いたのを休み時間にくれたり・・・そんな手紙の束。しかも中を読んでみたら、最初は大学の頃のだと思ってたらしばらくしたら高校時代の物が出てきて、終いには中学の頃の物まで(@@; よくこんなん取ってたな〜と思いつつ中を見てみたら、圧倒的に恋愛話が多かった。
中学の頃のは 『TさんもN君(その手紙をくれた友達の彼氏)を好きなんだよね。好きになっちゃうのはしょうがないけど、私という彼女がいると知ってるのにあんなにわざとらしくベタベタするなんて許せない』 とか(あ、Tさんってのは私じゃないよ) 『(学校が違う彼氏から)名札もらっちゃった。嬉しい!』 とか、高校になると 『さっき久々にH君見たよ。相変わらず眠そうでかわいい♪』 とか 『最近Nちゃんが気に障ってしょうがないよ。気にしてもしょうがないってわかってはいるんだけど』 とか。大学の頃のでも 『付き合い出したって事を周りに知られるのがなんか恥ずかしいよ〜』 とか 『やっぱりHしたいんだよね、どうしよう』 とか。
私が持ってるんだから当然私がもらったものばかりなんだけど。そして自分がそれらにどんな返事をしたのか、正直なとこ正確には覚えてないんだけど。
見てたら、なんか切なくなりました。
好きな人の一挙一動にドキドキしたり悩んだり、何よりもその事が最優先で、今よりずっと恋に一生懸命だった頃の事を思い出して。
今になってみると、書いてる事の1つ1つがとにかくかわいらしくて、今だったらそれほど悩まないような事でもあの頃の私達にとってはものすごく重大事だった。
そこに出てきてた名前はほとんどもう過去のもので、とっくに別れてしまった人達で、もうほとんど消息もわからないような人達もいるんだけど、あの頃『好き』と感じてた気持ちは、今持っている『好き』よりもずっと純度が高かったような気がします。
今、私が次郎くんを好きな気持ちに嘘はないし、手紙に出てきた友人達も今はそれぞれちゃんと彼氏がいたり、結婚してたり、フリーだけど自分の人生楽しんでたり。
オトナになっちゃったんだな、と思いました。
もう1つ見付けたのは、大学の頃行った実習記録。
介護福祉士の資格を取るためにいくつかの施設に実習に行きました。実習を終えての感想を読んでみたら、まだ学生だから当然考えも甘いし、言ってる事も青臭くて、知識がまだまだ不足してるのも丸わかりなんだけど。
でも、体験した事を自分なりに必死で消化して、その道のプロである職員さんにどう言えば自分の感じた事が伝わるのか、そして『ここで勉強した事を活かして自分がどういう道に進みたいのか』をなんとかして自分の言葉で伝えようと、一生懸命言葉を選んでる自分がいました。
泣けました。今は結局福祉とは全然違う仕事をしていて、もちろんここにたどり着くまでにいろんな紆余曲折があったし、今こうしてここで働いている自分に後悔はないんだけど、あの頃描いてた場所とはずいぶん違うところにいるなぁ・・・って。
いつか、ちゃんとした仕事としてじゃなくてもいいから、福祉の現場に戻りたいと思います。あの頃夢見てた仕事に、少しでもいいから関わり続けていたい。
思いがけず、部屋だけでなく自分の心の中まで片付けたような気分でした。
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