2004年03月23日(火) |
ちょっとご無沙汰してました。 |
よかった・・・・やっと日記書けます。会社のPC、なぜか急にネットがつながらなくなっちゃって。結局何が原因だったのかまったくわからないんだけど(笑)とりあえずつながったので書きます。
終っちゃいましたね、『僕と彼女と彼女の生きる道』
いい終わり方だったなと思います。
不服申し立てをしようかどうか迷ってゆらさんに相談する徹朗さん。でも 「もっと大事な事があるんじゃないですか?」 と言われ、また教えられる・・・
どっちが親権を取るのか、ではなくて、親権者じゃなくなった親(=一緒に暮らせなくなる親)とどうつながっていくのか。
申し立てをするのなら費用は出してやるぞ、と言う義朗パパに 「もっと大事な事に気付いたから」 と穏やかに言う徹朗さん。義朗パパも 「お前がそれでいいなら」 と穏やかに受け入れましたね。
荷物を取りに来た可奈子さんとの会話のシーンで泣けました。 「凛を愛してるんだろ?・・・もう二度と手放さないんだろ?・・・だったら何も問題ないじゃないか」 力強くそう言って微笑んで見せた徹朗さんはすごくかっこよかった。
「ねぇお父さん」 という凛ちゃんの呼びかけに凛ちゃんの本心に気付かされた可奈子さん。親権を取れさえすれば、と思い込んでいた可奈子さんにとって、ここが本当のスタートだったんだろうな。だからこそ、徹朗さんと話し合おうと思ったんだろうし。
「これからも凛の父親でいさせてほしいんだ」 審判の時に可奈子さんが口にしたのと同じ言葉。 「愛していると伝え続ける事を認めて欲しい」
許して欲しい、ではなかった事がうまいなぁと思いました。『許して』もらわなきゃいけないような事ではないもんね。親権は失ってしまっても父親である事は変わらないんだから、『愛していると伝え続ける事』はむしろ当然。でも親権者にとってはそれは受け入れ難い事かもしれない・・・だから『認めて欲しい』。とっても丁寧に言葉を選んであるなぁと思いました。
徹朗さんとゆらさんのカレー談義はちょっと笑えましたが(^^; なぜそこまで話しておいて 「一緒に作ろうか(または『食べようか』)」 と言えんのだ!徹朗!!(笑)
最後の最後で可奈子さんにも好感がもてました。徹朗さんが変わった事をちゃんと認めて、夫婦としては無理でも凛ちゃんの父親としてつながり続けていてほしい、そう考えられるようになってくれてよかったなぁ、と。
親権を手に入れた事で、やっと落ち着いて現状を見る余裕が出てきたのかもしれませんね。
最後の夜にゆらさんも交えて3人で過ごす。ゆらさんが別れ際に 「凛ちゃん」 と繰り返し呼んだのが切なかった。言葉が出て来なかったんだろうな〜。愛しくて、切なくて、寂しくて・・・・ただ名前を繰り返す以外に言葉が見つからない。そんな複雑な気持ちがスッと伝わってきました。
駅まで手をつないで歩く徹朗パパと凛ちゃん。既に新幹線の中にいる可奈子さんが少しも不安そうにしてなかったのが印象的だった。ちゃんと徹朗さんを信用できるようになったからですよね?
凛ちゃんを新幹線に乗せて見送る徹朗パパ。背伸びして徹朗パパを見つめ続ける凛ちゃん。
なんかもう最初から最後まで涙目で見てましたよ、私(苦笑)号泣するような所はなかったんだけど、ず〜っと優しい感動が続いてるの。
半年後の食事にゆらさんを招待してた徹朗さん。凛ちゃんがそれをすんなり受け入れてたのがすごかった。だってお父さんが新しく好きな人が出来たって言ってるんだよ?普通はもうちょっと娘としては複雑な気持ちになりそうなとこじゃん。
でも凛ちゃんはむしろそれを喜んでたように見えた。それって、自分は徹朗パパに愛されてるっていう絶対的な自信があって、なおかつゆらさんの事を大好きだからあり得た事だよね。
それぞれの登場人物のその後がさらりと描かれててよかったです。義朗パパはホテルのドアマンという新しい仕事を楽しんでるようだったし、岸本くんとマミちゃんもうまくいってるみたい、宮林さんは『出世したい』という自分の心を隠すことなく頑張ってるみたいだった。ちょっとだけ顔を出してくれた井上部長に、やっと好きになってもらえたみたいだったね(笑)
いいドラマだったなぁ。見れてよかった。出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした(^^)
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