ゆらゆら日記...カヅミ

 

 

「いつバンドやる?」「15年後。」 - 2002年08月30日(金)

母親が起きてきたので俺の部屋に戻る。停滞した空気の中、面倒臭そうに話す。
ちょっとやる気を出して、ミートイーターズの白く濁った目玉の犬の最初のギターフレーズを5分ぐらい弾き続けると、その曲が嫌いになるだろうと二人に怒られる。眼鏡にダブナルコのフレーズを教えてもらう。気分が盛り上がり、写真を撮り始める、ギターで寿を殴った。

帰る、と言うので二人を送ることにする。ラジオ体操に向かう小学生達がわらわらと歩いていた。彼等に見られると落ち着かない気分になる、何故か胸も痛かった。ラジオ体操が行われる広場の近くにある撤退したスーパーの前に腰掛けて、ラジオ体操の景品を貰うために集まる穢れ無き子等を眺める、眺めやる。寿がしゃれにならないことを取りとめも無く言うので、胸が痛くなる。眼鏡はへらへら笑ってた。
突然、寿が頭をトラックに跳ねられた人が頭が良くなった人の話を始めた。
「それなら、公園の壁に3人で頭を打ち続ける?、聞かれたら頭をよくするためですって答えればいいし」とか「そうしたら檻の中にいれられるね」などと話したり。くだらない話をしていた。

バンドの話になると、眼鏡はバンドをやるのは遊ぶための口実だったと思ったと意味のわからないことを言い、寿は「スタジオいつ入る?」と聞くと「15年後。」、「は?」、「冗談だよ。」と言う。意味のわからない嘘やつまらない冗談はやめて欲しいと思った。
つーかむかついたので
「スタジオいつ入る?、15年後」「スタジオいつ入る?、15年後」「スタジオいつ入る?、15年後」「スタジオいつ入る?、15年後」と連続で言った後、「注意:今のは冗談です。」と言ってやった。徹夜のせいで微妙にテンパってた脳のパルスが交感し、化学反応を起こしたりしたので、彼等が本当にやりたくないと思ってる事に気づいたので明日解散と言う事になった。がっかりした。
朝日が強く眩しくて、風が強く土埃が舞っていた。
解散した後、グラウンドの中に入る、石を投げてみたりしたが、大して遠くに飛ばなかった。


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