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| 2007年10月15日(月) | 不機嫌な家族 |
うちの子たちが、久しぶりに、兄弟げんかをした。
もっと小さい頃は、しょっちゅうケンカしたけど
大きくなってからの方が、仲良くなったね。よかったね
と、夫と話していた矢先のことだった。
ゲーム機を貸すか貸さないでもめたらしい。
取っ組み合いになる前に止めないとと思って、激しく言い争っているところを
夫と二人で仲裁に入ったけど。
お兄ちゃんの方が、めちゃめちゃ言っていた。あれは、言葉のマシンガンだ。
弟の方は、まともにくらっていた。
上の子は、私に似て、頭に血が上ったら、相手の心のウイークポイントを集中的に攻撃して、徹底的に傷つけないと、気がすまないたちなのだ。
あまりの言われように、耐え切れず、下の子が泣き出した。
せつなかった。
「お兄ちゃんは、お母さんに似てしもて、どうたらこうたら、ごめんね。堪忍したってね」
と、下の子の慰めに入ったら、
夫が、
「そうだ、あんたにそっくりだ」
と、突然、矛先を変えて、私を攻撃しはじめた。
もう、ボロカスに言われてしまった。どさくさにまぎれて、言われてしまった。
心が痛かった。
よほどストレスがたまっていたのだろう。
か？
「なによ！！なんもそこまでいうことないやんか」
と、負けずに言い返してやろうかと思ったけど、気力がなく、その後の言葉が続かず、黙っていた。
でも、夫がタバコを吸いに、外に出た時に、すかさず、
｢家に入ってこられへんように。鍵閉めてもたるから！！いーだ」
と、憎たらしいことを言ってしまった。まるで子供。
鍵は閉めなかったけど。
あああ。自己嫌悪。
それにしても
家族の結束なんて案外脆いんだなあ。
仲良くしたいなあ。
