夕方、ちょっとだけスーパーへ夕食の買い物に行ってもどってきたら

台所の台の上に　上向けて三日、下向けて三日乾かした

もう今日にも仕舞おうかというばかりに置いてあった

お正月に使った塗りの雑煮椀が　

ごろごろと床に転がっているではないか。




見たとたん、　


これはふうの仕業だとピンときた！



帰ってきた時、

玄関から廊下へ入るドアの内側に置いてあるキャットタワーの上から

私をお迎えしていたのがふうだった。




「ふうちゃん、どうしたの〜？」


なんて　猫なで声で言ったのだったが、

こーいうことだったのか！




蓋とお椀がバラバラに床に散らかって、それを乗せていたお盆も落ちている。

上に乗せてあった布巾も床の上に落ちている。



蓋とお椀を拾い集めたが、蓋が１個足りない。

よく探すと　台所横の洗濯場まで転がって落ちていた。



ひとつずつ傷がいっていないか調べてみると、

最後のひとつのお椀に致命的な傷が!!!



お椀のふちの内側に細く深くえぐれた痕がついているのだ。

ふうが飛び乗った時にお椀があって、それに摑まろうとでもして

爪を立てたのであろう。

表から見ても、少しひびが入って見える。



あ〜あ、傷がいったのがせめて蓋だったなら。（ほとんど使わないのに）




その後、ふうが　お仕置きされたのは言うまでも無い。