昨日娘が家庭教師を終えて帰り道に電話して来て
「今から蛍見に行く?」
と言うではないですか。
なんでも 家庭教師先のお母さんが
すぐ側の川で蛍が見られると 教えてくださったのだそうで。
常々、自然の蛍を見たいとは思っていましたが
近くの川の上流では見られるらしい とか
この前 どこそこの川で見てきたよ
とかいう話は聞いても すでに蛍の季節は終わっていたりして
一度もお眼にかかった事はなかったのです。
ええ、都会育ちなもので。(おたまじゃくしを200匹も取った事があるのに?)
もちろん、娘の誘いにのり 蛍を見てきました。
周りの街灯や 深夜まで営業しているBARなんかが入ったビルの明かりが
まぶしかったり 川のすぐ上を電車が横切ったりしているにもかかわらず
蛍は けなげにはかなく光っていました。
心行くまで蛍を眺めて 娘と家に戻る道すがら
見上げると、空にも同じように 小さな光が瞬いていました。
「どっちの明かりが好き?」
と 娘に聞いたら
「星!」
と即答。
「でも 空の星は 手に取って触れないよね。」
と私。
何億光年も遠くの 星の光と 明日には失われてしまうかもしれない蛍の光
どちらも とても美しいと思いました。
↑
押すとメッセージの変わるエンピツ投票ボタンです。
MY追加 ↑ こちらもおひとついかがでしょう?
|