2004年03月20日(土) |
ドクハラは 病院内だけではない! |
10年前に亡くなった旦さんのお父さんは
全国の同業者の組合を作っては その世話役をしたりと
本業よりも 公の仕事を多くした人で、
ガタイも良く 豪放磊落に見られたが
実は 小さなことにまでよく気のつく神経の細やかな人でした。
だから たくさんの人に慕われたのだと思います。
その義父も 晩年は癌にかかりましたが
怖がりなので 本人には告知していませんでした。
年も75を過ぎていましたし、手術はせずに
年に一度か二度くらい 入院して 癌の治療をしていたわけですが、
そのおかげで 5年くらいは普通に生活できましたし
亡くなる直前まで 旅行に行ったりゴルフに行ったりできました。
最近、ドクハラ(ドクターハラスメント)が
よくテレビなどでも取り上げられていますが、
義父の主治医は 人間的にもとても素晴らしい方でした。
ところが 義父がメンバーになっているゴルフ場でのこと、
ゴルフを済ませて メンバーのお仲間たちと食堂で
義父が自分が受けている治療について 話していたところ
お医者様である一人の人が
「そら 癌やな。」
と言い放ったそうです。(これも立派なドクハラでしょ?)
主治医や家族がひた隠しにしていることを
ゴルフ場で機嫌良く会話している義父に そのようなことを言う必要が
そのお医者に あったのでしょうか?
一介の町医者である自分でも
癌の治療に詳しいことをひけらかしたかったのでしょうか?
その無神経な医者に 私は今思い出しても無性に腹が立ちます。
そして、信頼できるお医者様に出会うことの難しさを
日々感じています。
里見先生みたいなお医者様なんて 実際この世にいるでしょうか?
大学病院の中なんて 今も あのドラマそのものらしいですから。
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