電話がかかってきたあと、
しばらくは
「知らなければ心穏やかに過ごせていたのに。」
と 腹が立っていた私だけれど
おばちゃんににキレて、詳しい話が聞けなかったため
旦那に
「ホントは浮気してんだろ〜〜!」
と 深く突っ込めなかったため
何となく 疑惑はグレーなままうやむやになってしまったのだった。
ある日、電話がかかってきた。(またかい。)
まだ、今のように便利な携帯電話を 持ち歩いていない頃だった。
「○× △男さん、いらっしゃいますか?」
・・・ちょっと思いつめたような女性の声。
なんとなく女の感で 疑惑が!
・・・再び旦那に女の影?!
「主人は いま出かけていますけれど、どちら様ですか?」
「・・・いえ、結構です。」
(そっちが良くてもこっちは良くない!!)
「お急ぎでしたら、こちらからご連絡しますから。お名前とお電話番号を・・・」
たまに、お客様が会社ではなく、直接家に電話をしてくることもあって、
急ぎの用だったら 伝えておいて欲しいと言われることもある。
しかし、相手の女性は
「い、いえ。本当に 結構ですから!」
と かたくなに それを断って、名前も告げずに電話を切ってしまった。。。
なんだか、すごおく 思わせぶりな電話だったんですけど?
夜、帰ってきた旦那に
「昼間、こんな電話がかかってきたけど、彼女じゃない?」
と 聞いてみたけど、
「誰やろな〜?」
と トボケておった。
二度と そのような電話はかかってこなかったけれど、
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