2001年11月04日(日) |
文楽の前に食べたアルションの「栗のパイ」が美味しかったわ♪ |
今日は人形浄瑠璃・文楽 11月公演に行ってまいりました。
通し狂言ということで、第一部が11時からで、第二部は4時からでしたが
私と娘は義姉の勧めで、4時からの第二部を見てきました。
義姉は文楽フリークで、東京に住んでいるのですが、
東京公演はもちろん、大阪であれば大阪へドビューン、
地方であれば地方へと、文楽公演のあるところ何処へでも飛んで行きます。
朝から晩まで1日中観劇するのはもちろん、
演目は公演中はずっと変わらないのに、時間があれば毎日でも
飽きずに劇場にいます。
その義姉にさそわれて 夏休みは文楽子供劇場に
子供達もここ3年位、毎年出かけているのですが、
文楽の後、連れてもらうお寿司に釣られてるのがホントかな。
文楽劇場は大阪の日本橋にあって、
今NHKの朝ドラ「ほんまもん」の舞台にもなってる
黒門市場のそばなので、文楽の後、その黒門市場の中にある
安くて美味しいおすし屋さんに連れて行ってもらうのが
子供達の楽しみなのです。(もちろん私も♪)
普段は回ってるお寿司しか行かないのに
そこのおすし屋さんに行くようになってから
長男はちょっと回るのは嫌になってきたらしい。
(そりゃあんなに美味しいお寿司の味を覚えたら
回る寿司は行けなくなっちゃうよね。)
今日の演目のキャッチコピーは
「サスペンスとロマンスと 本朝廿四考」
感動は、生きる力になる。
切腹されたと思っていた愛する勝頼様は、生きておられた・・・
お会いできた喜びもつかの間、今度は父上が勝頼様を殺そうとしている!
討手よりも先に、勝頼様にそのことを伝えなければ!
八重垣姫の思いは、届くのか!
・・・・と言うもので、武田信玄の息子の勝頼と
上杉謙信の娘の八重垣姫を巡る筋書きとなっていたようです。
本当はもっとなが〜〜くてややこしい筋書きなのですが、
とてもここでは書ききれません。(というかよくわかってません(^◇^;)
要するに、見どころは最後の、八重垣姫が愛する勝頼さまを
救おうとする思いに、諏訪明神のみたま(きつね)が乗り移るところで、
本当に人形に命が宿ったかのようにみえるのが
やっぱりすごいです。
なんといっても吉田玉男、吉田蓑助、吉田文雀の
三人の重要無形文化財の人形師の人形さばき?を
見られるのがうれしいです。素人目にも、人形の動きが違うなと
わかるような気がします。
文楽に行くと、人形の好きな人は正面に、義太夫や三味線の好きな人は
舞台に向かって右の方に座ります。
義姉はゼッタイ義太夫で必ずそのまん前の席を取りますね。
文楽って両方見ないといけないので結構たいへんです。
テレビなんかではほとんど人形しか写りませんが
義太夫さんの顔を見ているほうが
汗を頭にいっぱいかく人や、顔を真っ赤にして唸る人、
落語家みたいでそっちを見ると笑ってしまって困る人など
見ていてとても面白いのに、もっと映して欲しいなと思います。
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