「あら?生きてたんだ…残念」 が毎朝、私が旦那に言う「おはよう」替わりの挨拶。 旦那からはいつも「かろうじて」の返事が返ってくる。 今日は、土曜日。いつも土曜日だけは早起きの旦那がいつまでたっても 起きてこない。そんな日は珍しい事。そーと扉を開け部屋の様子をうか がって見ると大きな巨体がうつぶせになり頭の先が見えるぐらいの位置 に布団がかけられていた。寝てる?いつもなら寝息とか聞こえそうなも のなのにその音も聞こえないし、動きもしない。まるで死んでるかのよ うだ。それか虫の息?ここで声をかけたら折角死にかけていた命を救う事 になるかもと思ったらまたそーと扉を閉め気づかなかったふりをしよう と決めた。
数時間たって足音が聞こえた。
「なんだ生きてたのか・・・」と私の挨拶に
「死にかけた・・・」「疲れてるんだなぁ」の返事。
疲れてるのかそうだよね。いつも帰宅は深夜だもん。
三度の飯よりも好きで活力になるんだもんね。 この時間からは無理だったみたいで一日家でゴロゴロしてたけど本当に 体調悪いのかな?若くないんだし、少しは休養しないと過労死になるよ。 そんな事旦那には言わないけどね。(*`▽´*) 悪妻だぁ。
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