彼女の名前を携帯で見た。
あれから何日経ったんだろう・・・
最後にお金を貸したのが約2ヶ月前その日以降にも貸してほしいと
メールが入っていたけど返事せず無視していた。それっきり連絡が
途絶えた。やっと縁が切れたと内心ホッとしていた。それでも最近
になって何してるんだろう？元気かな？お金は大丈夫なのかな？
なんて考えてた矢先だった。
今回の電話もきっと借金のお願いに違いないしこちらから電話を掛
けるのもしゃくに障るのでやめた。買い物を済ませ自宅に帰ると
「おかあさぁ〜ん ○○さんから電話」と保留になっていた受話器
を持っていた。「久しぶり〜」なんてしらじらしい言葉を交わし話
を始めた。彼女は今働いてる会社を退職するいきさつから話を始め
次の会社の仕事の内容等を話終えまた機会があればお茶でもしよう。
なんていう話になった。私の心の中ではまたあの言葉が出てくるの
ではないだろうか？という気持ちで話をしていても頭の中はその事
で一杯だった。最後に彼女は私が思ってた言葉を私に告げた。
私は彼女にとってどんな存在なのか分ったような気がする。
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