寒くなってきたっぽい…。(^−^)もう冬だなあとしみじみ思う。
こんな季節はやっぱ鍋をやりたい。みんなで集まって、材料買出し担当とか、 キッチンで準備担当とか、片付け担当とか決めて。去年の冬、小・中と一緒だった友達と4人でキムチ鍋を作ったことを思い出す。
小さな折りたたみテーブルにカセットコンロをのっけて、まさに鍋を囲んで 材料を入れるタイミングを見計らいながら、何でもない話をした。 出来上がった鍋をみんなで覗き込んで、「おいしくできたかな〜」と、 わくわくしながら、ちょっとどきどきしながら、 お皿に取り分けて、口に運んだ。それがまた会心の出来だった。 みんなあっという間にたいらげた。ありきたりな表現だけど、体だけじゃなくて 心の芯からあったまった気がする。その思い出が今になっても私を暖めてくれる。
今、彼女たちと私は、みんなそれぞれの進路を進み、なかなか会えなくなった。 うち一人なんかは、今一人カナダにいる。
鍋が本当においしかったかなんて、わからない。鍋はみんなで食べるという ことだけで、とびきりおいしいものになるのだ。一人で鍋を食べる気になれない ところからして明らかだ。私の中には、とびきりおいしかった食べ物として、 強烈な印象となって残っている。またやりたいなあ。
それは現在、私が一人寂しくごはんを食べているから、というのも少なからずあるだろう。……やっぱごはんはみんなで食べるほうがおいしいよね。
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