まつや清の日記

2007年01月15日(月) 昨年2月の財務事務所放火事件の裏側

 昨年2月の財務事務所への放火事件について、県の職員組合で作られたチラシをいただきました。ああ、こういうことがあったのか、と納得する内容でした。私自身、昨年の「まつや日記」に以下のような趣旨のコメントをしています。

 「昨日の財務事務所での放火事件はショックでした。裏金、プール金、簿外郵券など不透明な事務処理に県民からの大きな批判にさらされ続けてきた部署だけに、この事件とは直接関係はないはずですが、厭な気分になります。

 新聞報道によりますと、自動車税を滞納に対して「差し押さえとして、預金から引き落とした」ことに腹を立てての犯行とあります。差し押さえに至る本人と財務事務所のやり取りはどのような経過であったのか、

 事実関係は、新聞報道以上にはわかりませんが、もっと違った形の意思表示ができたはずです。人間1人1人と社会の間を埋めるものが「犯罪」というような形態となってしまうこの社会構造をどう変革していけるのか」。

 チラシによると「この県税事務所では、収納率アップのため、職員に差押件数のノルマ的な目標を設けていました(年間預金差押60件を目標)。滞納者とじっくり話合うと差し押さえがしにくくなるため、接触をあまり取らずに、法律通り差押していくことが評価されていました」と。

 「今後の対策として不当暴力を阻止するため、差押第一主義を修正して欲しい、安全な職場にしてほしい、と要求しています」とありました。これが事実であれば、放火事件の見方も随分変わってきます。

 


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K.matsuya

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