2006年12月08日(金) |
知事、空港問題には答えず |
今日の一般質問は、酒井政男議員、山田誠議員、小長井由雄議員、菊地初彦議員の4人でした。酒井議員は、今回提案されている県庁組織の10部体制を7部にする大掛かりな組織再編成に関連して「2年の任期しかないのに、こんな提案は」と揶揄。
知事曰く「任期は2年半ある」と笑いを取る場面も。酒井議員は、財政、空港、教育など厳しい質問を連発しました。知事は、財政問題については答弁するも、空港問題は部長まかせ。教育長の履修問題に対しては、擁護の姿勢を示しました。
山田議員は、もりづくり県民税に関連して政令市・静岡市と連携しての里山整備について、小長井議員は、中山間地問題に関連して、都市に比べ遅れている情報通信基盤整備、森林認証制度、団塊の世代の定住促進について質問しました。
富士市選出の菊地議員の質問で、富士山こどもの国についてライオンサファリーが指定管理者制度となって収益が上がっている事に関連して、富士市がこどもの国=公益性ということで無償で提供していることとの関係について質問しました。
このやり取りは「ライオンサファリーは利益をあげる、しかし、そこで働いていたおばさんは首にされた、暮らし満足度日本一というが本来の目標はなんであるのか」との発言もありシビヤなやり取りになりました。菊地さん、頑張りました。
一般質問終了後は、マスコミ各社による選挙用写真撮りがあり、議員それぞれ笑いをみせながらも緊張感がただよう雰囲気もあり、不思議な光景でした。選挙戦が始まっている事を実感しました。
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