まつや清の日記

2005年06月14日(火) 総合交通対策特別委員会の傍聴

 先週から特別委員会が連続的に開催されています。10日ー環境対策、13日ー少子高齢化対策、14日ー総合交通対策、明日は地震対策等別委員会です。今日も含めて全部傍聴していますが、テーマを巡っての横割り部局の委員会だけに面白さがあります。

 総合交通対策は、当然、空港問題が入っています。大石哲司議員、花井征二議員が空港問題について賛成・反対の立場で質問しました。争点になったのは、
1、空港の運営は、静岡銀行、スズキ、時之栖の三者を中心にした民間株式会社に任せるといっているが、県の補助はないのか。
2、JALの乗り入れ協定文書に路線の収支均衡を図るための運行支援策とあるが、その実体は何か。

 1については、普通の地方空港の場合、ターミナルビルや貨物ターミナルを民間が担当しているます。静岡空港の場合、本来県が行うべき滑走路等の保守点検、清掃、補修なども民間会社に委託するとしているので、その費用負担=税金補助するかどうか検討対象となっているとのこと。民間といいながら、最初から補助は前提?
 
 2、JALに対しての支援策は、着陸料の値下げとか、搭乗率があるラインを下がった場合のシステムの2つを想定していますが、結局、航空会社への赤字補てんを最初から見こんでいることになります。

 この状態で、何が民営化でしょうか。こうした空港の運営実態をどうして県民にきちんと知らせないのでしょうか。


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K.matsuya

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