2004年08月23日(月) |
出力820万キロワット |
帰省二日目は柏崎・刈羽原発のサービスセンターへ。 大学生になった息子に原子力発電の仕組みを知ってもらいたいということもあったことと刈羽村の名産である桃を原料にしたアイスをサービスセンター喫茶室で限定販売というその実体はなんなんだろうという好奇心もあっての見学でした。
施設は沸騰水型で浜岡原発と同じです。 3年前の浜岡での冷却系配管の爆発事故、今回の美浜原発での復水系での爆発事故ということもあり、真剣に説明文書を読んでしまいました。
一つ一つがおかしなことばかりですが、例えば、高レベル廃棄物の最終処分場が、処分場へとは書かれていますが、どこへのなのかはどこにも書かれていません、息子含め初めて見る人たちはこれらをどう読みこんでいるのだろうか。いつこの説明書は書き変えられるんだろうか。
世界最高出力820万キロワットの原発群。 中国のある地方での1200万キロワットというダム建設、世界最大同士で交流やギネスブックに世界最大の出力は登録されているという写真説明。 生まれ故郷の世界最大のという形容に自らのアイデンティティが刻み込まれているんだという何か不思議な気持ちとそこに妙に浜岡原発近接の住民の複雑な生活感が覆い被さってきました。
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