簿外郵券問題での総務委員会。 「県政ウオッチングの会」」のメンバーと傍聴。 橋本総務部長の報告に委員会メンバーの質問。 長崎議員、佃議員、佐野議員、柏木議員、蓮池議員、清水議員、中澤議員それぞれにきちんとした質問。自分が想定した簿外郵券問題でなく違った角度からの分析視角や新事実の確認、本当に傍聴だけでもいろんな刺激があり、新しい発想が浮かんできます。
その意味で県議会議員のそれなりの質の高さというものを感じます。今日の総務委員会、チェック機能としては意味のあった委員会でした。
特に蓮池議員の質問はなかなかでした。 一つは、プール金問題と簿外郵券の問題を私ならこうして簿外郵券でプール金=現金を作り出せるという指摘はなるほどと納得でした。その意味で昨年のプール金の特別調査の際に何故プール金問題と切り離してこの問題を解決しようとしたのか、と質問。橋本総務部長、目前の問題の解決の為にそちらに頭がいってしまったという答弁は迫力なしでした。
私も委員外議員として傍聴していたので、また、今回の問題提起の最初の議員であることからして質疑を要請しましたが、全会一致で否決されてしまいました。
聞きたかったことは、今回の23部署簿外郵券ですが、実は下田財務事務所の800万余をはじめとする財務事務所の簿外郵券の合計額は1500万余で全体の2500万の5分の3でほとんど。
財務事務所については2年前の特別監査で金庫の総ざらい監査ををやっており、橋本総務部長が言うところの昨年の特別調査と今年の1月20日の全町調査でわかったとする答弁がとても信じられないこと、また、会派「市民の風」への「投書」で「2002年7月に総務部に簿外郵券は報告済み」とする下田財務所関係者の言い分、を考えると本当は以前からこの簿外郵券問題を総務部は把握していたのではないか、と言う疑いが残る点です。
止む無く、総務委員会終了後、直ちに知事に申し入れをしました。 内容は、ホームページに掲載します。
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