2004年07月14日(水) |
知事、空港問題で淡々と答弁 |
知事の自民党の赤堀議員の空港に関係する質問に意外に淡々としていました。 質問趣旨は、事業評価が妥当・継続になったことへの認識と決意、および土地収用と地権者との話合いについてでした。
後者について、「話合いが何より大切であり」と平和路線を強調、そして「開港に向けた工事の円滑な執行を確保する上で、遅くとも今年の秋ぐらいまでに土地収用法に基づく事業認定申請の判断をせざるを得ない」と従来の主張を繰り返しました。
そして、「開港スケジュールへの影響については、そうした法手続きを想定する場合であっても、並行して話し合いによる用地取得に向けた取組みや工事工程における工夫を重ねることにより、計画どおりの工事完成を目指す」と。
基本スタンスは今日の答弁でわかりました。選挙結果に有頂天にならず粛々という雰囲気が伺えました。一方で検察庁の更なる逮捕が予想されるだけに不安も抱えざるを得ない状況も影響しています。20日にどう反撃するか。それにしても知事の答弁は長い、長いのはいいのですが、私と共産党にも同じように対応してもらいたいものです。
15日の質問順序 1 質問者 滝田光男(公明党)
1 財政問題について (1)本県経済の見通し (2)法人事業税の外形標準課税化の影響 (3)職員の退職金の見直し 2 地震対策について (1)東海地震の切迫度と予知の可能性 (2)プロジェクト「TOUKAI−0」の取り組み 3 静岡空港について (1)予算獲得の見通し (2)用地取得の見通し (3)広報啓発活動 (4)空港整備費、運営費等の縮減方策 4 外国人観光客の誘致について 5 県立美術館の運営のあり方について 6 静岡県地球温暖化防止活動推進センターについて 7 健康福祉行政について (1)地方の医師不足への対応 (2)創薬探索研究事業の展望 (3)健康長寿社会の構築 8 農業振興について (1)お茶の消費拡大への取り組み (2)県産米の生産振興と消費拡大への取り組み 9 港湾行政について (1)ポートセールス事業の推進 (2)保安対策 10 教育行政について (1)パソコン教育 (2)読書県しずおかづくりの推進 11 警察行政について (1)若者を取り巻くMDMA汚染への対応 (2)高齢者を取り巻く悪質な詐欺的事案の未然防止対策
質問順位 2 質問者 池谷晴一(平成21)
1 知事の政治姿勢について (1)国庫補助負担金改革 (2)国と県の役割の見直し (3)市町村合併 2 防災対策について (1)被災者の居住安定支援制度 (2)総合防災訓練 (3)国民保護法への対応 3 ユニバーサルデザインの推進について (1)ユニバーサルな交通社会実現 (2)視覚障害者に対する総合カードシステム 4 少子化対策について 5 静岡空港について (1)反対地権者との話し合いの状況と今後の対応 (2)空港を拠点とした地域振興策 (3)国際線就航への対応 6 防犯まちづくりについて 7 国民健康保険制度について 8 環境行政について (1)資源循環型の社会形成 (2)ごみ処理広域化計画 9 障害福祉行政について (1)障害者雇用促進策の現状と方針 (2)障害者支援費制度の評価と介護保険制度との統合 10 中心市街地の活性化について (1)TMOの支援 (2)まちづくり交付金制度の活用 11 観光立県を目指した取り組みについて 12 農業行政について (1)花卉の消費拡大策 (2)小規模農地の基盤整備と新規就農者の確保 13 道路整備方針について 14 景観法成立に伴う対応について 15 教育行政について (1)学校教育と社会教育の融合 (2)英語教育の充実 (3)コミュニケーション能力の向上 (4)青少年の健全育成
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