2004年05月08日(土) |
菅民主党代表パッシング |
菅民主党代表への辞任パッシング。 勿論民主党内部でも公然と退陣を求める声があることは十分承知の上ですが、マスコミの「あからさまな」辞任パッシングは一体何なんだろうと考えてしまいます。
38%の未納者の方々はどうこの事態を受け止めているんでしょうか。 将来に年金をもらえるはずもないと考える人、自分で民間年金を蓄える人、いろいろと思います。
怒っているのは当然に苦しい生活の中、年金を納めてきた人々です。 菅代表の見苦しい言い訳を支持するものではありませんが、この未納パッシングのなかでマスコミには少なくも未納のパターンをきちんと紹介する、あるいは、38%未納者の声を紹介するなどあっていいはずです。また、三党合意の生まれる各党の動きの背景紹介など、何故、「妥協」が生まれたのか。
福田官房長官の未納は何故発生したのか、まったく分かりません。
野党ゆえに批判の武器は、常に研ぎ澄まされていなければならないことは当然ですが、イラクの誘拐事件の時に解放後の「自己責任論」を展開したマスコミ状況を考えると、今回の未納パッシングにここまでやるならもっと福田官房長官の退陣プロセスの「いかがわしさ」も検証の必要があるはずというのは、野党的発想でしょうか。
こうした報道の中でいくつもの市民団体の会合に参加していますが、激論が交わされています。まさに政治の活性化なんですが、低投票率に向かうのではという危惧が圧倒的です。
※ 写真は、柏崎の北鯖石小学校にあった二宮尊徳の幼少時代の石像。
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