2004年03月12日(金) |
防犯カメラプライバシー条例学習会 |
環境森林農水委員会の三日目。 農業水産部に対するきのうからの質問の続きを終えることが出来ました。
今日の疑問は、BSEでアメリカの牛肉が輸入禁止、だったら静岡県産牛肉の販路拡大の為に県がどんな支援策があるか、の質問。 答弁は、アメリカは部位ごとの販売ができるが日本は一頭買い、だから国も県も働きかけしているが簡単ではない。
このあとのやりとりが十分でなかったのですが、流通をめぐる大きな問題があるようです。
最後は、空港活用の農産物アジア輸出のための740万、農林大学校の授業料の値上げ、空港そばの自然保護地域のための土地購入費6億900万余に反対の討論を行いました。
そして、夜は三宅弁護士を講師にした防犯カメラプライバシー条例学習会に参加しました。杉並区での条例制定のための専門家会議に関わった契機や条例としてまとめあげた経過に関しての報告に改めて防犯カメラの課題を考えさせられました。
参加者の中の大きな議論は、市民生活内のDV、児童虐待、ストーカーなど本来、コミュニティが解決してきた問題の領域に警察権力を待ち焦がれる世論状況、このことをどのように考えるか、でした。
社会の様々な犯罪におびえる状況とそれをなくすための防犯カメラ。
カメラに写る自己情報をどのようにコントロールできるのか。
|