音を聴く日々。
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2009年05月09日(土) サンゼン/カミナリグモ/オーノキヨフミ@下北沢CLUB Que

今週は二日間しか仕事に行かなかったにもかかわらず、非常に疲れた。
企画立てるのしんどい。
それじゃぁダメなんだけど、作業ばっかりやってたい。
5年経ったけどやっぱり向いてないわ、と思う毎日。
でも生活のためにやるのです。

さて、今日は5月の初ライブ。
毎日のように聴いてるバンド、サンゼン出演のイベントです。
医療保険の相談に行く、タワレコでカエラちゃんのCD(黒幕さん出演のDVD目当て)買うという
用事があったので、早めに家を出たら時間がだいぶ余ってしまい、
しょうがないので下北をぐるぐる歩き回る。
おかげでライブ前に足が棒でした。時間調整が上手くできないんだなぁ。
Queは土曜だというのにお客さんが少なかった。
お客さんが少ないと悪いことしていないのに、
バンドの人に対して悪いことした気になるのは何でだろう・・・

■サンゼン
混んでいなかったので、気合を入れて2列目・中央で見たら、
当たり前だがステージと近すぎて、あんまりメンバーさんの顔が見れなかった。
目がバジバジ合いそうで、必要のない緊張をして(本当に必要ないよなぁ)。
サンゼンは、キャンドル型のライトをいくつもアンプの上に置いていて、
そのゆらゆらした灯りがバンドの雰囲気と合ってて、すんごい素敵でした。
ライブは、シーナさんのキーボードから始まる「瞬間描写」からスタート。
この曲、雨の歌なのに、今の気持ちの良い季節にぴったりなさわやかで
うきうきするメロディで大好きなんです。
しかもCDも良いけど、やっぱりライブはもっと良い!
曲によってバンドの印象が全然違ってどれもドラマティックなんだよなぁ。
ギターも鍵盤もリズム隊もそれぞれが主張してるんだけど、
それがひとつになって絵になるようなイメージ。

3曲目では、オザワさんがハンドマイクで歌うジャジーな「明滅やまず」。
真面目そうかつ不器用そうなオザワさんのイメージと
自由にステップを踏みつつ感情的に(見える)歌う姿のギャップがこれまた大好きです。
ギターと鍵盤の絡みも最高。かっこよかった〜。

5〜6曲怒涛のように演奏してやっとMC。
オザワさんとシーナさんが、内輪のいざこざ的(笑)な会話を繰り広げていたところ
(シーナさんが時々『OK』とか『THANK YOU』とかすごい良い発音で言うのを
オザワさんはやめて欲しいらしい。シーナさんは意識してないらしい)
ギターの中田さんが
「俺らの代表でしゃべってるんだから、もっとまともなこと言ってくれよ」
とボソッと突っ込む。
その間合いが絶妙で面白かった。しかも、中田さんマイクないし。
もっとあの調子でみんなでしゃべるところも聴いてみたい。

ラストは「つないで」。全部で40分くらい。
楽しい時間はあっという間。もっともっとライブ見たいです、サンゼン。
どんどんはまっていくなぁ・・・

ライブ後にシーナさんがアンケートを配ってたんだけど、
女の人が配るっていうのは素晴らしい手(笑)ですね。
みんなもらうもんなぁ。

■カミナリグモ
アコギ・ボーカル、キーボード、ドラムの3ピースバンドでした。
3人とも良い人そうな、人当たりの良さそうな青年という印象。
キーボードの人が2台のキーボードを使い、左手でベースライン、
右手でメロディを弾いてました。
ベースいなくて、そういうやり方もあるんですね。と思いました。
最初は、アクのないさわやかなバンドだなぁ、と思って聴いてたんだけど、
ライブが進むうちにボーカルの人の声の良さにぐんぐん引き込まれた。
低い時のちょっとしゃがれた味のある感じと、きれいな高い声が絶妙。
ちょっと徳永英明っぽい感じ。
曲調は全然違って、フォーキー(だろうか・・・)だったけど。
最後にやった、姪っ子さんと遊んだ時の幸福感を曲にした、
という曲がほのぼのしてて、でも染みてよかったです。

■オーノキヨフミBAND
最後のオーノ君は、ベースにハックル・たけ兄とドラムにはじくん、
キーボードに元nobolのエナちゃんと共に登場。
オーノ君は、ソロってことで(BANDって言っているけど)
やっぱり他の2バンドとは違った。
歌が主張してて、オーノ君の言いたいことと、歌があってこそだなぁという印象でした。
でも、バンドのみんなと仲が良いようで、
近いうちにみんなでアキバと御茶ノ水に行くと言っていた。
あと、練馬から下北まで自転車で来た、とも。すごい体力。
アンコールでは、唯一知っている「新宿西口摩天楼」をやってくれて満足。
畳み掛けるような歌とリズムがかっこいいです。
でも、曲の出だしは、ちょっと抜けてて面白かった。
ドラムをたたき出すはじくんに対して、オーノ君「そんな始まりだったっけ?」
はじくん「ギター始まりでも良いよ」
そして、やり直し。ライブですね。

帰りには、オザワさんに自主制作のCDを売ってもらったり。
なぜかオーノ君が握手してくれたり。
オーノ君には思わず「帰りも自転車で帰るんですか」と聞いてしまった。
帰りも自転車だけど、電動自転車だから大丈夫とのことでした。
それを聞いてちょっと安心した(笑)。だって、考えるだけで大変そうじゃないか。
しかし、ライブ直後なのに、そんなこと聞いてすいませんでした。
もっと良いことを聞ける気の利いた人になりたい。ほんと。


ましゅ |MAIL

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