音を聴く日々。
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2009年03月29日(日) |
ライブあっての日常(talk to me/LOST IN TIME/the ARROWS) |
寒くて日記が滞ってました。 こたつに入ってないと手足が冷え冷えの冷え性なゆえ。 PCを買い換える際は、是非ともノートにしようと思う。
さっきテレビで知ったんだけど、4月から国民年金が年間3000円上がるんだって。 上げるなら、上げるって先に知らせしてくれー! 給付金いらないから(貰ったら貰ったで使うけどさ)、 こういう値上げとか、税金引き上げとかやめてほしいなぁ・・・
今日は、ポイント2倍につられるように渋谷のタワレコ行ってきた。 今年に入って10枚以上CDを買っているのだが、 それでもまだまだCD欲しい欲が止まらない。聴きたいものがありすぎる。 CDが売れないと言われてるけど、その流れに明らかに逆行している。 今日は、マボロシのアルバム「マボロシのシ」と、「音楽とことば」という本を購入。 そして、初回版欲しさにホフとSPECIAL OTHERSと安藤さんのアルバム予約。 ついでに予約するとステージB1でのライブ券がもらえるというので、 bonobosのアルバムも予約。 ツアー行けないので、その分ここで、ライブを見たい。 4人になってどうなってるんだろうね。楽しみじゃー。
------------- 先週は、勝手にライブ3daysでした。 最近思うのは、ライブも含めて自分の日常だ、ということ。 ちょっと前までは、ライブっていうのは非日常の世界であって、 日々の鬱憤を晴らすための現実逃避の場だったんだけど、 そうじゃなくて、音楽があってこその生活だと考えるようになった。 それで良いんだって思えるようになったってことかなぁ。
■3/21 talk to me@下北沢CLUB Que talk to meのワンマンをはじめて見る。 知らない間に4人の立ち位置が変わっていて、 ボーカル矢野さんがステージ左手、右寄り中央にベースのハルさんという布陣になっていた。 最初はおっと思ったけど、ハルさんが自由に動き回るスペースが取れてたし、 楽器隊(矢野さん以外の3人)の連携も良い様で、これがなかなか良かったです。 そして、久々に矢野さんがギターを持っていた。 ボーカリストとしては、ハンドマイクのほうが動けるし、客席も煽れるし、 歌に集中できるだろうし、ギターないほうが良いんだろうけど、 音的にはやはりギター2本のほうが厚みがあって好きでした。 いつも見てるイベントだと時間が短いせいもあって、勢いのままにライブが進み、 熱くなってる矢野さんを見て終わり、というパターンが多かったのだが、 この日は、ワンマンなだけあって、じっくり聴ける曲もやってくれて、 バンドの冷静な部分も見れた。 真面目なライブだなぁと思った。 いや、いつも真面目だと思いますが。 曲の良さとか矢野さんの声の混じりけのない感じがいつもより味わえた。
その他、ワンマンならではのビートルズメドレー(全員がソロで歌う)、 アンコールでの私物プレゼント抽選会なんかもあって楽しかったです。 (しかし、ソネさんの「こんなの茶番」という言葉にそんなこと言わなくても、と苦笑、 確かに本質は音楽を聴かせることだろうけどさー) でも、先日あの長すぎるバインのライブを見たばかりだったので、 1時間半強という時間が非常に物足りなく感じた。 そして、楽しいんだけど、羞恥心が邪魔をしてというか、 いまいちのりきれず、盛り上がり切れない感じが残る。 talk to meはいつもそうなんだよなー。好きさ加減が足りないということでしょうかね。
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■3/22 LOST IN TIME@渋谷CLUB QUATTRO 1年ぶりくらいにクアトロに行ったら、 ビルのテナントがブックオフになってる(不況に強いのだろうか)、 エントランスの階がきれいになってロッカーも増えてる、でびっくり。 しかし、1ドリンク用のアルコールがビールじゃなくて発泡酒ってどういうことだろう。 クアトロはコップも小さいし。 酒造メーカーがスポンサーについてるのになぁ・・・(ビール飲みたい人のぼやき)
ライブのほうは、サポートギターの三井さんを含めた今のLOST IN TIME3人に こだわった演奏で、とても潔かった。 アルバムでは、キーボードをゲストに迎えた曲もあったし、 ツアーの最終日でもあったので、キーボードが入ったりするのかなぁと 思ってたんだけど、それもなし。 その分、前回野音で見たときより、曲の力とか想い、揺れが直に伝わってきた。 そして、海北くんの歌力がすごかった。 今まですごく上手い人だという印象はなかったんだけど、 1曲目の「合い言葉」から、会場に余すところなく響いていく声が きれい(という言葉では表しきれないと思うが)で、聴き入ってしまった。 LOST IN TIMEのお客さんは、なぜこんなにも大人しいのだろうという疑問が 一気に解けた。何もせずに、とにかく聴いていたい声。 時にあたたかく、時に世の中に警鐘を鳴らすように静かに怒り。 特に「忘れ物」や、海北くんがキーボードを弾いてドラムの大岡くんと二人だけ(確か)で 演奏した「静かな警報」を聴いて、心が震える想いがした。 信じられる歌であり、信じられるバンドだなぁと思った。 それに気づけたことが、大きな収穫になったライブでした。
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■3/23 the ARROWS/近藤智洋&ザ・バンドファミリア@下北沢CLUB Que 会社の春休みを利用して(と言っても結局会社行きましたが)、アロウズ見に、Queへ。 「ABCD」から始まって、約1時間でアロイの曲と過去の曲半々くらいずつやったかな。 特筆すべきは、ギター俊司さんのはじけ具合。 2曲目から客席降りてくるは、「恋する摩天楼」ではギター置いたかと思ったら、 使っていなかった竜二さんのマイクスタンドを持ってきて、 ポールダンスのような踊りを見せるは、お客さんを煽りまくるは、 終盤でも客席でがっつりギターを弾くは。 俊司さんに一体何があったのか(笑)。 今、アロのライブを初めて見たらボーカルの人が不思議なダンスを踊るバンドではなく、 背の高いほうのギターの人がはっちゃけているバンド、であろう。 最近、竜二さんあんまり踊ってくれないし。
そんな俊司さんのギターが効いた新曲もやってくれたアロウズ。 アルバム発売されたばっかりだというのに、ペースが早いなぁ。 2曲やってくれたうち、「CRAZY GIRL CRAZY BOY」という、アロお得意の 切ないけど踊れるメロの曲が良かった。 繰り返されるギターのフレーズがキュンときてたまらなかったです。
と、楽しいライブだったわけで、踊りたい気持ちも十分だったのですが、 なんだか踊りたい脳に体がついていかず、前半はもどかしかった。 後半、「さよならミュージック」や「BGMの向こう側」でようやく集中できた感じ。 そして、ラストの「マストピープル」「ロックンロールダンシングガール」で ようやく踊れたと思ったときには、既にライブ終了。 良いライブだっただけに、悔いが残る。ワンマンでリベンジしたいなぁ。
アロが終わってビール飲みつつ、近藤智洋&ザ・バンドファミリア鑑賞。 こっちは、気も抜けたしアルコールも入って良い具合にリラックスして見始められた。 そうか、足りなかったのは酔いか、と思いました。 近藤さんは、前にギター弾きがたりで見たときはブルージーな曲が多かったので 「うーむ、大人っぽすぎて、私にはわからん」という感想だった。 しかし、このザ・バンドファミリアというバンド、 ドラムの城戸さん(城戸さんつながりでアロはこのイベントに呼ばれたらしい)と パーカッションの方によるリズムにメリハリがあり過ぎるくらいあって、 非常にかっこよかった! しかも、2曲目くらいで 「はっ、このギターもしや、元オータムストーンの山田貴巳くんでは?」と気づく。 そのギターの人は、後のメンバー紹介でまさに山田くんであるとわかり、感慨深かったー。 オータムの解散が2002〜2003年くらいだから、見たの相当久々。 嬉しかったなぁ。 また、演奏される曲も近藤さんの弾むような鍵盤が楽しい曲と、 近藤さんがギターに持ち替えてのブルース寄りのカオスな曲、両方味わえて充実してた。 思わず、ライブ終わったあとすぐ近くで見ていたアロのキャンディさんに 「良いイベントですね〜」と話かけてしまった。突然ですみません。 ちなみに奥のほうで見ていたからか、本編では隣で竜二さんが見てて、 非常に緊張しました。「あぁ、横が見れない」と。 まぁ、そんなところもライブの醍醐味だ。
あぁ、長くなってしまいました。 そろそろ寝ます。
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