ミウラ記

2005年02月24日(木) 母の思い出。

小物でも作ろうかと思い、ハギレを集めました。
ミウラ母が昔、パッチワークをやってたのでそれを引っ張り出したんです。


そしたらね、
不思議なものが見つかったの。


とりあえず、何かであることには間違いない。


無地の緑の木綿でできた平べったい物体。
だからって切りっ放しではなくちゃんと表裏の2枚の布を縫い合わせてある。
どんな形って言われると……
こう、……歪んだ三角にいぼができたみたいな。
で、裏面に直線の切込みがあってそこから中をみたら、
きったねぇ綿が敷き詰めてあるの。
まるでキルト生地のように。


で、これは何?と。
その場でしばらく考えたけど本気でわかんねぇ。
まあとりあえず作ったであろう本人に聞けば何かわかるかもしれない。




ミウラ「母さんこんなん見つけたんだけど、これ何よ」

ミウラ母「葡萄。

ミ「…ぶどう!?


ありえねぇし。小学生レベルのウンコみたいなこれがってかい?


ミ母「……作った覚えはないんだけど葡萄ってことが分かるから
   あたしが作ったのには間違いないわね

ミ「この中のワタは何よ?何かきったねぇんだけど。
  キルト地でもないし、人形用のワタにしても平たいし」

ミ母「…脱脂綿ね、これは

ミ「脱脂綿かよ!!


ちなみに切り込みは、中表に縫い合わせてひっくり返す際、
全部縫っちゃってひっくり返せなくなったため
当時のミウラ母が考えに考えてひっくり返すために切ったらしい。



アホか。



この迷作は今もその経緯は謎に包まれたまま、
中の綿を抜かれポケットティッシュ入れになりました。
ティッシュが切れたら捨てる予定。


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