ミウラ記

2002年03月26日(火) カエルのコはカエル

私の家族は皆揃って機械オンチである。

私がパソコンを立ち上げ、キーボードを打つのは奇跡に違いない。



私が小学生の頃、見たい番組を母に録画しておいてもらうことにした。

当時はGコード予約のない時代。

時間もギリギリだった私は母にやり方を教えた。



私「いい?ここの赤いボタンさえ押せばいいから。

  もう他の設定はしたから番組始まったら赤いボタンだけ押してね。

  押せばここに『録画』って赤く表示されるから。」

と、何回も念を押した。



さて、いざ番組の途中で戻ってきたら

母と弟がビデオデッキの前で必死になっている。

私「…何やってるの」

母「ミっちゃん、これ録画できないの



・・・・・・録画できない?






・・・・・・・・・・・・・・・・・・。










んな馬鹿な。

私「え? …まさか壊れちったの?

  …あれ。何でこれ再生してンの…

  母さん、赤いボタンだけ押してって言ったよね」

母「え?(←すっとぼけた声)」



何故か母は再生ボタンを押していたのだ…

あれほど赤いボタンだけ押せと言ったのに…

わからないよ、母さん…

ビデオデッキが録画できないんじゃなくてあなたが録画できないんでしょうが…。


録画も出来ない私の母はコンピュータ関係の会社でパートをしているが、

クビにならないのは茨城の七不思議の一つだと思っている。



そんな私も知識不足により今日CD−Rを2枚無駄にしたが。

ふと原始時代に生まれたかったと思う今日この頃。


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