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2014年10月23日(木) ランキン馬主への道? その266 イスラボニータ、天皇賞・秋一週前追い切り




2014年10月23日 美浦TC

来週11月2日(日)東京・天皇賞・秋(G1、芝2000m)にクリストフ・ルメール騎手で出走を予定しています。

きのう22日(水)はウッドで83.6-67.5-52.6-38.4-13.3秒の時計をマークしました。

2頭を前に置いて、軽く仕掛けられるとビュンと加速する内容でした。これまでは上がりで首を振る仕草を見せたりしていましたが、今朝はドッシリと構えていて精神面での成長が伺えます。

来週の最終追い切りではルメール騎手が騎乗する予定になっています。

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タイムだけ見て「え…めちゃくちゃ遅い…」と、心配したのですが、シャイニープリンスと併せた調教動画を見て安心しました。

セントライト記念あたりでは、やや前脚の可動域が狭くなっていたのですが、再び大きくなっていました。また、前脚と後脚がギューッと凝縮されてゴムのように弾けるイスラボニータ本来の走りが戻ってきたように感じます。

シャイニープリンスやコスモトゥルーラブに並んだ瞬間に手綱を緩めて流したのでタイムは遅くなりましたが、あのまま軽めに追っていてもシャイニープリンスを1〜2馬身突き放してしまったかと思いますが、レース週であるシャイニープリンスに華をもたせたという事でしょう。こちらはまだ一週間ありますし、これで十分かと思います。

私の勝手な印象では、とにかく陣営はダービー時のようにカリカリさせる事のないように細心の注意を払っているのではないかな…と感じます。今思えば、皐月賞の一週前追い切りの圧巻の走りの代償として、皐月賞後ややテンションが上がりっぱなしになってしまったのではないか…と。セントライト記念の時も結局馬なり調教だけであのレース内容でした。栗田調教師の談話でも「坂路も走ってるし十分な負荷は掛かっている」という事です。


一般的な競走馬の調教ですと、レースに近づくにつれて速めの時計を出して競走馬のテンションを上げつつ、調子を上げていきますが、イスラボニータ陣営としては、日々の調教こそ決して目立つアクションではないものの、コツコツと、しかし十分な負荷をかけてあえてメリハリをつけない調教をしているように感じます。

人間でいうと、常に毎日ジョギングを20kmやっている…みたいな感じでしょうか。セントライト記念前の蛯名騎手の談話で「これだけの馬。調子がすごぶるいい必要はない、普通であれば十分」という言葉の実践かと。

なんにせよ、ここまで無理なく、そして順調に、そしてテンションも上がる事なく来ているのが何よりです。

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